タブ切り替え型ファイラーとして一時代を築いた「Egg Explorer」が久々に更新

2段階のキーストロークでファイル操作のコマンドを実行できる機能が追加

「Egg Explorer」v0.6.17.0

　エクスプローラ風のタブ切り替え型ファイラー「Egg Explorer」v0.6.17.0が、26日に公開された。Windows 98/Me/NT/2000/XPに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

　「Egg Explorer」は、タブ切り替え型のファイル管理ソフト。Windows標準のエクスプローラと同等のユーザーインターフェイスをもち、さらに独自のお気に入りや、キーカスタマイズ・メニューカスタマイズといった機能を備えるなど、頻繁に更新されていた2002年頃にはタブ切り替え型のファイラーとして一時代を築いたと言っても過言ではないソフトだった。

　その後、さまざまなタブ切り替え型ファイラーが台頭してくるなか、作者の事情からか本ソフトはめっきりと更新頻度を落としていた。しかし、26日に更新されたv0.6.17.0では、いくつかの不具合修正だけにとどまらず、“ユーザーメニュー編集”という新たなカスタマイズ機能が追加されている。これは、任意のファイル操作コマンドを擬似的に2ストロークキーで利用できるようにする機能。

　また、Windows 2000限定ではあるが、ファイルのコピー・削除といった操作を元に戻せるアンドゥ機能も追加されている。再びファイル管理ソフトというジャンルが盛り上がるよう、今後の更新を期待して見守りたいソフトの一つだ。

【著作権者】AE85　氏
【対応OS】Windows 98/Me/NT/2000/XP
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.6.17.0（07/09/26）