記事を新聞風に見やすく段組レイアウトできる1画面型RSSリーダー「Xamler」

文字サイズを手軽に変更でき、文字とウィンドウのサイズに応じて段組数が自動変更

「Xamler」評価版

　イースト（株）は1日、記事を新聞や雑誌風に見やすく段組レイアウトできるRSSリーダー「Xamler」の評価版を無償公開した。Windows XP/Vistaに対応しており、Windows XPでの利用時は.NET Framework 3.0が必要。現在、本ソフトの専用サイトからダウンロードできる。なお同社によると、本ソフトは評価用に提供されており動作は保証されないとのこと。

　「Xamler」は、Windows Vistaで導入された新技術“WPF”や“XAML”をベースに開発されたRSSリーダー。RSS 1.0/2.0およびAtom 0.3/1.0形式に対応し、RSSフィードから取得した記事を段組レイアウトして表示できるのが特長だ。また、文字の表示サイズを画面上のスライドバーで手軽に変更可能。文字とウィンドウのサイズに応じて自動的に段組数が変わるため、モニターのサイズや解像度に応じた見やすい表示へと自由にカスタマイズできる。

　インターフェイスは1画面型で、画面上部にある12個のボタンで表示するRSSフィードを切り替えられる。RSSフィードはあらかじめ各種ニュースサイトなどが登録されているが、IEからRSSアイコンをボタンへドラッグ＆ドロップしたりURLを直接入力して、任意のRSSフィードへ変更することも可能。

　各RSSフィードのボタンを押すと記事の見出しや概要、画像が一覧表示され、一覧上の記事をクリックすると記事の本文表示に切り替わる。本文を配信していないRSSフィードの場合は、既定のWebブラウザーで記事のリンクを開く仕組み。一覧・本文いずれの画面もスクロールバーはなく、1画面に情報が収まらない場合は、画面上のボタンやマウスホイールで雑誌のようにページをめくることができる。

　なお、本ソフトはインストール時に同社サイトからファイルをダウンロードする仕組みで、このときWindows既定のWebブラウザーがIEやIEコンポーネント製ブラウザー以外の場合、正常にインストールできないことを編集部にて確認した。インストール後は既定のWebブラウザーがIE系以外でも問題なく動作する模様。

【著作権者】イースト（株）
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.7.0.2 評価版（07/10/01）