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NEWS (07/10/03 12:05)

「Outlook」とGoogle カレンダーを同期「Companionlink for Google Calendar」

複数カレンダーとの同期や一定時間ごとの自動同期などにも対応

「Companionlink for Google Calendar」v3.0 Build 3005 日本語版
「Companionlink for Google Calendar」v3.0 Build 3005 日本語版
「Outlook」と“Google カレンダー”の同期方法は3種類から選択可能
「Outlook」と“Google カレンダー”の同期方法は3種類から選択可能
手動更新のほかに、指定時刻ごとや一定時間ごと、PC起動時の自動更新にも対応する
手動更新のほかに、指定時刻ごとや一定時間ごと、PC起動時の自動更新にも対応する
 「Outlook」と“Google カレンダー”を同期するソフト「Companionlink for Google Calendar」v3.0 Build 3005 日本語版の体験版が公開された。Windowsおよび「Outlook」97以降に対応しており、編集部にてWindows XPと「Outlook」2003/2007の組み合わせで動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードでき、インストール後14日間は全機能を試用可能。製品版は29.95米ドルでダウンロード販売されている。

 「Companionlink for Google Calendar」は、GoogleのWebカレンダーサービス“Google カレンダー”のデータと、「Outlook」の予定表データを同期するソフト。件名や時刻、場所といった基本的なデータに加え、公開方法や秘密度、メモといった情報の同期が可能。また、終日予定や定期的な予定、複数日にまたがる予定なども問題なく同期できる。

 本ソフトでは、Google カレンダーと「Outlook」のデータを相互に更新する同期方法のほか、Google カレンダーのデータを「Outlook」に追加する方法と、逆に「Outlook」のデータをGoogle カレンダーに追加する方法の3通りが選択可能だ。データを追加する方法を選んだ場合、データの削除は行われないため安全性は高いが、不要データを削除したい場合にはGoogle カレンダーと「Outlook」の双方で操作する必要がある。また、同期対象とする「Outlook」のフォルダを指定したり、Google カレンダーで作成した複数のカレンダーを同期対象とすることも可能。

 各種の設定が終わったら、あとは本ソフトを起動するだけで同期が行われる。さらに、指定時刻や一定時間ごと、およびPC起動時に自動で同期する“オートシンク”機能も備えている。

 そのほか、本ソフトは「Outlook」に加えて「Palm Desktop」にも対応している。なお本ソフトには英語版もあり、こちらは「Lotus Notes」といったグループウェアのほかWindows MobileやBlackBerry、iPhoneなどのモバイルデバイスとの同期にも対応しているが、編集部による動作確認では、日本語データが文字化けを起こすなど正常に利用できなかった。日本語版と間違って購入しないよう注意が必要だ。


【著作権者】CompanionLink Software, Inc.
【対応OS】(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】体験版(製品版はダウンロード販売 29.95米ドル)
【バージョン】3.0 Build 3005 日本語版

□CompanionLink for Google Calendar JAPANESE-- synchronize Google Calendar with Outlook and Palm Desktop.
http://www.companionlink.com/products/companionlinkforgoogle-jp.html
□Google カレンダー
http://www.google.com/calendar?hl=ja

(霧島 煌一)




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