帳尻が合うように数を足し引きしながらゴールを目指す一筆書き風パズルゲーム

計算を繰り返しつつたくさんの可能性の中からゴールできるルートを探そう

「Up＆Down」v2.3

　指定された数になるよう足し算・引き算をしながらスタートからゴールまでのルートを探す一筆書き風パズルゲーム「Up＆Down」が公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作にはRPGツクールXPのランタイムが必要。

　「Up＆Down」は、1回通ると通れなくなるパネルが敷き詰められたフィールドを、スタートからゴールまで進む一筆書き風のステージクリア型パズルゲーム。ステージごとに初期スコアと目標スコアが設定されており、通るとスコアが増減するパネルを踏みながらスコアが目標スコアと一致した状態でゴールしなければならない。

　画面はシンプルで、中央にカラフルなパネルが敷き詰められたフィールドが、右上に目標スコアを表す“Target”と現在のスコアを表す“Score”、目標スコアと現在のスコアの差を表す“Margin”の数値が表示される。自分のいる場所はマウスカーソル風の矢印で示される。

　パネルの色にはそれぞれ意味があり、たとえば肌色はスタート地点、黄色はゴールを表す。また、青系のパネルはスコアを増やし、赤系のパネルはスコアを減らす効果がある。青・赤のパネルは色の濃さでスコアの変化幅を表しており、薄い方から順に1～3までスコアが増減する仕組み。

　本ゲームは単純なルールながら、行き当たりばったりで進んでもなかなかゴールできず、計算を繰り返しつつたくさんの可能性の中からルートを探す必要がある。それだけにゴールできたときのスッキリ感がうれしい。また、単純な計算を繰り返すため脳の活性化にもつながるだろう。

【著作権者】Albert　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.3