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【第318回】
ブロックをはめ込む思考パズルゲーム「NEONOMINOES」ブロックの“重ね置き”がポイント。きれいにハマる快感を味わおう!
(07/10/19)
インターネット上で公開されているゲームは、大手メーカーが制作・販売している大作から、個人が趣味で制作して無料で公開しているものまで、ジャンルや価格を問わず、さまざまなものが存在している。しかし、公開されているゲームの数が多すぎて、どんな作品が存在し、どの作品が本当に面白いのかを判断できずに困っている方も多いだろう。そこで『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は、フィールドの隙間にブロックをはめ込んでいくパズルゲーム「NENONOMINOES(ネオノミノ)」を紹介しよう。
各ステージごとに、フィールドの隙間のほか利用できるピースの数と形も異なっており、さらにピースを構成するブロックの色もさまざまだ。そのステージで利用できるピースは画面右にある“一覧”をクリックすることでいつでも確認可能。また、プレイ中は1ステージごとに経過時間がカウントされるものの、タイムオーバーによるゲームオーバーはないので、じっくり考えながら進めることができる。手詰まりになったり、操作ミスをした場合は画面右下の“やり直し”をクリックして同じステージをリトライするか、“ギブアップ”をクリックしてステージ選択画面に戻ればいい。 プレイの基本はジグソーパズルと同じで、隙間なくピースを敷き詰めていくこと。序盤はこれだけなので簡単だが、ピースを構成するブロックには“ハードブロック”と“グミブロック”があり、“グミブロック”は上に同じ色のブロックを重ねて置けるという性質をもつ。中盤以降のステージは“グミブロック”の性質を利用して、ピースをより効率よく敷き詰めていかなければクリアできなくなっているのだが、これがなかなか難しい。 なぜなら、“グミブロック”の上に“ハードブロック”を重ねることは可能だが、“ハードブロック”の上に“グミブロック”を重ねることはできないからだ。そのため、極力“グミブロック”を優先して置いたり、ほかのブロックを重ねやすい場所に“グミブロック”を置くなど、ピースを置く順番や場所がステージクリアのカギを握る。これが本作の最も知恵を使うポイントであり、醍醐味でもある。
ステージは全部で50個用意されているほか、エディット機能で自作することや、他人が作ったステージをプレイすることも可能。なかなか歯ごたえがあり、適当にプレイしていると最初の10ステージをクリアしたあたりで一度行き詰まるかもしれない。しかし、そこから知恵をしぼって攻略のコツをつかみはじめると、一気に面白さが増す。初めてプレイするステージをねらい通りに一発でクリアできたときの気持ちよさは、パズルゲームならでは。時間制限に急かされることなく、熟考しながら一手一手進めていくのはさながら詰め将棋のような感覚だ。秋の夜長にじっくりプレイしてみるのも一興ではないだろうか。
【著作権者】丸中 氏、マニーさん 氏
□丸中の色々研究所 (藤井 宏幸)
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