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(07/10/19 15:30)
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Futuremark、Vista専用の統合ベンチマークソフト「PCMark Vantage」を公開
画像表示やビデオ再生、ゲーム、Web閲覧など実際のPC利用を想定したテストが可能
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「PCMark Vantage」v1.0.0.0 |
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Basic/Advanced Editionの場合、ベンチマーク結果はFuturemarkの運営するオンラインサービス“ORB”上でのみ確認できる仕組み |
米Futuremark Corporationは18日(現地時間)、PCのアプリケーション実行における総合的なパフォーマンスを計測するベンチマークソフト「PCMark Vantage」v1.0.0.0を公開した。Windows Vista/Vista x64に対応するシェアウェアで、現在同社のホームページからダウンロードできる。動作にはSSE2をサポートするIntel Pentium 4 3.0GHz以上のCPUまたは同等のAMD製CPUや、1GB以上のメモリ、1.7GB以上のHDD空き容量、Shader Model 2.0互換のビデオカードが必要。
「PCMark Vantage」は、画像表示、音楽や高解像度ビデオの再生、3Dゲーム、Web閲覧、ワープロなど実際のPC利用を想定したベンチマーク計測ができるソフト。実際のWindowsアプリケーションと同様のプログラムを動作させてパフォーマンスを計測するのが特徴で、“PCMark”シリーズの前作「PCMark05」からはベンチマークの内容が一新されている。
本ソフトにはいくつかのエディションが用意されている。6.95米ドルのBasic Editionでは最も基本的な“PCMark Suite”テストのみを実行し、総合スコアのみを表示可能。19.95米ドルのAdvanced Editionでは、“TV and Movies Suite”“Gaming Suite”などすべてのテストを実行して詳細なスコアを表示したり、ベンチマークの設定を変更できる。なお、これらのエディションは個人利用のみ可能。そのほか、コマンドラインによるベンチマークの自動化やベンチマーク結果のExcel形式による保存などに対応し、商用利用が可能なProfessional Editionが495米ドルで用意されている。
また、シェアウェアのライセンス登録前は、同社サイトから無料の試用キーを入手することでBasic Editionの機能を試用できるが、ベンチマークの結果は1回しか表示できないという試用制限がある。
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“PCMark Suite”では画像表示、ビデオ再生、3Dゲーム、ワープロなどの基本的なテストが可能 |
【著作権者】Futuremark Corporation
【対応OS】Windows Vista/Vista x64
【ソフト種別】シェアウェア 6.95/19.95/495米ドル
【バージョン】1.0.0.0(07/10/18)
□Futuremark
http://futuremark.com/
□窓の杜 - 【NEWS】米Futuremark、マルチコアCPU対応の総合ベンチマーク「PCMark05」をリリース
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/06/29/pcmark05.html
□窓の杜 - 【NEWS】米Futuremark、「3DMark06」「PCMark05」のWindows Vista対応版を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2006/11/30/3dmark06_vista.html
(中村 友次郎)
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