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Windows XP+IE7環境における深刻な脆弱性を修正した「Adobe Reader」v8.1.1そのほか特定の操作で強制終了する不具合なども修正されている
v8.1.1では、一部環境において特別な細工が施されたファイルを開いた場合に、攻撃者によってシステムを制御されてしまう脆弱性が修正された。同社は本脆弱性の深刻度を4段階中最高の“Critical”と位置づけており、すべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。 本脆弱性の影響を受けるのは、Windows XPに「Internet Explorer」v7をインストールした環境で、影響を受ける「Adobe Reader」のバージョンはv8.1以前。なお、同社製品「Adobe Acrobat」v8.1以前についても同様の脆弱性があり、v8.1.1へのアップデートプログラムが公開されている。 さらに、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」のv7シリーズについても同様の脆弱性が公表されているが、現在のところアップデートプログラムは公開されておらず、同社によると後日提供予定とのこと。同社のセキュリティ情報のページでは、「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」v8.1.1へアップデートできないユーザー向けに、レジストリ編集によって脆弱性を無効化する手順が紹介されている。 そのほか「Adobe Reader」「Adobe Acrobat」v8.1.1では、特定の操作で強制終了する不具合など、多くの不具合に対する修正も施されている。
【著作権者】Adobe Systems Incorporated
□Adobe Reader 8.1.1 アップデート - 全言語対応版 (中村 友次郎)
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