IEや「Sleipnir」などに対応する多機能なリンク抽出プラグインが公開

抽出対象をファイル種別や正規表現などで限定したり、一覧のグループ表示が可能

「リンクプラグイン」v1.11

　IEや「Sleipnir」などのWebブラウザーで閲覧中のWebページからリンクを抽出できる「リンクプラグイン」v1.11が、2日に公開された。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「リンクプラグイン」は、各種Webブラウザーで閲覧中のWebページからリンクを抽出し、エクスプローラバー上にURLを一覧表示できるプラグイン。IEのほか、「Sleipnir」「Lunascape」「unDonut」に対応しており、抽出条件や表示方法を細かくカスタマイズできるのが特長。

　Webページのリンクを抽出するには、エクスプローラバー上の矢印ボタンをクリックすればよい。さらにボタン右側のプルダウンメニューから、画像や動画へのリンク、指定した文字列や正規表現を含むリンクのみを抽出することもできる。

　抽出したリンクは、URLのリストをクリップボードへコピーしたり、テキスト形式で保存可能。また、一覧上のリンクをクリックすると、ブラウザー画面でWebページを表示できる。このとき一覧上のURLは太字で表示されており、クリックすると通常表示となる仕組みで、未読のページを区別しやすくて便利だ。

　そのほか設定により、リンクの一覧をドメインやファイル種別ごとにグループ化して表示したり、任意のドメインや拡張子を抽出の対象外とすることが可能。また、一覧から指定したリンクを削除する機能や、抽出したリンクがリダイレクトリンクの場合に、URLをリダイレクト先へ置き換える機能も備えている。

　なお本プラグインの「Sleipnir」版は、本日4日よりフェンリル（株）の「Sleipnir」公式サイトでも公開が開始された。併せて、11月24日に公開された「YouTube プラグイン」v1.10の「Sleipnir」版も公開されている。「Sleipnir」公式サイトではWebページ上から直接プラグインをインストールできるので、「Sleipnir」ユーザーの場合はこちらがお勧めだ。

【著作権者】Darksky　氏
【対応OS】（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.11（07/12/02）