フェンリル、強制終了時のタブ復元機能を強化した「Sleipnir」v2.6.1を公開

再起動時に開いていたタブを復元するかを確認するダイアログを表示できるように

「Sleipnir」v2.6.1

タブの復元確認ダイアログ

　フェンリル（株）は13日、定番のタブ切り替え型Webブラウザー「Sleipnir」の最新版v2.6.1を公開した。最新版の主な更新点は、何らかの原因で強制終了したあと、本ソフトを再度起動した際にタブで開いていたWebページを復元する機能をより使いやすく強化し、再起動した際にタブを復元するかどうかを確認するダイアログを表示できるようになったこと。

　また、設定画面で本ソフトの再起動が必要な変更があった場合に、設定画面を閉じると再起動の確認ダイアログが表示され、その場で再起動可能になるなど、いくつかの機能追加や仕様変更が施されている。

　そのほかv2.6.0から追加された、ブログなどで入力した文章を保存・復元できる“RememberMe”機能がプラグイン「RememberMe」として分離された。“RememberMe”機能を利用したい場合、「Sleipnir」v2.6.1を新規インストールした際は「RememberMe」を別途導入する必要がある。なお、v2.6.0からアップデートした際は別途導入の必要はないが、“RememberMe”機能が無効になることがある。動作しない場合は、下記URLにあるフェンリルの開発者ブログに記載された対処法を参考にして設定を変更しよう。

　さらに同日、タブのマウスオーバーでWebページをサムネイル表示するプラグイン「Glanchip」もv1.0.1にバージョンアップし、サムネイルの表示が高速化している。

　「Sleipnir」は、Windows 98/Me/2000/XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

・「Sleipnir」
【著作権者】フェンリル（株）、柏木泰幸　氏
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.6.1（07/12/13）

・「RememberMe」
【著作権者】フェンリル（株）
【対応OS】（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】2.0.0 α版（07/12/13）

・「Glanchip」
【著作権者】フェンリル（株）
【対応OS】Win（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1（07/12/13）