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MS、「Visual Studio 2008 Express Edition」の日本語正式版を無償公開VB/C#/C++言語によりWindowsアプリケーションを開発可能
“Visual Studio”シリーズは、VB/C#/C++言語によりWindowsアプリケーションやWebアプリケーションを開発できる統合開発環境。最新版となる「Visual Studio 2008」ではVBやC#の言語仕様が拡張されたほか、Windows Vistaなどの最新プラットフォームを活用するためのさまざまな拡張が施されている。 また、従来は開発環境のバージョンによって利用できる.NET Frameworkが固定されていたが、「Visual Studio 2008」では.NET Framework 2.0/3.0/3.5の複数バージョンをサポート可能だ。製品版であるStandard EditionやProfessional Editionなどは、MSDN会員向けに14日よりダウンロード提供されているほか、パッケージ版が2008年2月に発売予定。 無償版となるExpress Editionでは、製品版に比べてリモートデバッグやバージョン管理、マクロやアドインといった機能が省かれているが、個人によるアプリケーション開発や学習には十分な機能を備える。商用利用にも制限はないので、シェアウェアの開発などに利用することも可能。ただし、Windows Mobile用アプリケーションの開発機能は省かれている。 Express Editionは、開発言語ごとに個別で提供されており、「Visual Basic 2008 Express Edition」「Visual C# 2008 Express Edition」「Visual C++ 2008 Express Edition」をダウンロード可能。また、VB/C#言語を利用してASP.NETによるWebアプリケーションを開発できる「Visual Web Developer 2008 Express Edition」も提供されている。それぞれWeb上からインストールするためのインストーラーが用意されているほか、すべての開発環境をオフラインでインストールするためのDVDイメージファイルもダウンロード可能。 なお同社サイトでは、「Visual Studio 2008」の概要や新機能を解説する動画コンテンツ“Visual Studio 2008 オンラインセミナー”が公開されている。
□Visual Studio 2008 Express Editions (中村 友次郎)
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