W-ZERO3の予定表データを自作テンプレートを使い素早く作成する「@Templa!」

あらかじめ登録した件名と場所を選択。アラームや終日の予定も事前に設定できる

「@Templa!」v1.0.1.1

　W-ZERO3の予定表データをテンプレートから素早く作成可能にするソフト「@Templa!」v1.0.1.1が、14日に公開された。Windows Mobile 5.0に対応するフリーソフトで、編集部にてAdvanced/W-ZERO3[es]およびW-ZERO3で動作を確認した。現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Compact Framework 2.0以降が必要。

　「@Templa!」はWindows Mobile標準の「予定表」の予定データを効率的に作成するためのデータ入力専用ソフト。あらかじめ登録しておいた“件名”と“場所”を一覧から選択することで、データ入力の手間を軽減できるのが特長。似たような件名や場所の予定を頻繁に作成する場合や、内容が同じでも日時が不定期で“定期的なアイテム”には設定しにくい予定の作成などで威力を発揮する。

　本ソフトを起動すると、タブ構成により見やすく整理された専用のデータ作成画面が表示される。［予定］タブと［場所］タブにはそれぞれ登録した件名と場所の一覧が表示されるので、目的のものを選択しよう。選択した情報は入力欄に自動挿入されるが、必要ならその場で編集を加えることも可能。

　また設定画面では、件名と場所の一覧を編集できるほか、作成する予定について時間指定の有無とアラームの詳細をあらかじめ指定可能。時間指定をなしに設定した場合には“終日”予定が標準となり、めんどうな時刻入力を省ける仕組みだ。もちろん、予定の作成中に終日指定を取りやめて時間を指定したり、アラームの内容を変更することもできる。

　本ソフトは、標準の「予定表」はもちろん、「月見」などWindows Mobile標準のデータを利用するPIMソフトと組み合わせても便利に活用できるだろう。


設定画面の［項目］タブ。テンプレートとして使用する件名と場所を編集可能		設定画面の［初期値］タブ。予定作成時の時間指定の有無とアラームの詳細をあらかじめ設定できる

【著作権者】@Links
【対応OS】Windows Mobile 5.0
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1.1（07/12/14）