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W-ZERO3のハードウェアも制御できる多機能なスクリプト言語「MortScript」ダイヤルアップ接続や画面回転、バイブレートなどを簡単なコマンドで自動化
「MortScript」は、WindowsやWindows Mobileで動作するスクリプト言語。基本的なファイル操作やテキスト処理はもちろん、インターネットからのデータ取得やウィンドウ操作、レジストリ操作、クリップボード入出力、キーやマウスの自動入力、ZIPファイルの圧縮・解凍など、実用的なコマンドが多数用意されている。なお本ソフトは海外製だが、日本語の文字列も問題なく扱える。 さらにWindows Mobile版では、ダイヤルアップ接続や画面の回転、バックライトの明るさ設定、ボリューム変更、バッテリー残量の取得、バイブレートといったハードウェア制御用のコマンドも利用できる。 バッチファイル感覚でコマンドを並べて定期的な作業を自動化できるのはもちろん、条件分岐やループ、サブルーチン、指定フォルダ以下のファイル列挙といった機能を駆使した複雑なスクリプトも作成可能。また、ダイアログによる情報表示やボタン選択、リストによる値の選択、ファイルやフォルダの選択ダイアログによるパス取得といったインターフェイスも用意されているため、W-ZERO3などのモバイル端末向けにちょっとしたツールを作成したい場合にも便利だ。 インターネット上では有志による解説サイトやユーザー製のスクリプトなども公開されているので、これらを参考にしつつ、簡単なスクリプトから作成していくとよいだろう。たとえば下記URLの“W-ZERO3 ツールMEMO”では、W-ZERO3向けソフトの新着情報に加えてMortScript関連の情報も掲載されているので、“MortScript”をキーワードにサイト内検索すれば、これまで公開されてきたユーザー製スクリプトなどを確認できる。
【著作権者】Mirko Schenk 氏
□www.sto-helit.de - Main page (中村 友次郎)
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