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コミカルシューティングゲーム「空飛ぶ赤いワイン樽」体験版漫画風の演出にストーリー分岐、そして“ロケット砲”が楽しい1作
「空飛ぶ赤いワイン樽」は、飛行士となって複葉機を駆りステージクリアを目指す、縦スクロール型のシューティングゲーム。コミカルなグラフィックや漫画風のフキダシによる会話シーンに加え、プレイ内容によってステージ構成や会話などが変化するマルチストーリーを採用しているのが特長。体験版ではステージ2のみプレイ可能で、完成版は年末に東京ビッグサイトで開催される同人誌即売会“コミックマーケット73”にて頒布予定だ。 操作方法はカーソルキーで移動、[Z]キーでメインショット、[X]キーで着弾時に爆発して周囲の敵や敵弾を巻き込める“ロケット砲”となっている。メインショットは自動連射が可能で、キーを押し続けると移動速度が低下するので弾幕を避けやすい。また、ロケット砲はストック制で、敵を倒したときに出現する“大きいコイン”を回収することで補充される。 本作のキーポイントとなるのは、[X]キーを押し続けてから放すことにより、ロケット砲のストックを2つ消費して発射できる“ビッグロケット砲”だ。これは通常のロケット砲よりも広範囲・長時間の爆発を発生させるもの。多くの敵弾を一気に消せることに加え、コインの出現数も多くなると一石二鳥。とくに敵弾の多い場所では非常に有効だ。 コミカルな見た目とは裏腹にゲームの難易度は少々高めで、ロケット砲を使いこなせないとかなり苦労する。もっとも難易度は3段階から選べるので、シューティングゲームの初心者でも安心だ。体験版はステージ2のみとなっているが、プレイ内容による展開の分岐は発生するので、本作の醍醐味を十分に味わえるだろう。
【著作権者】橙汁 (芹澤 正芳)
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