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「CrystalDiskMark」に致命的なベンチマークの計測ミス、最新版で修正済み4KBブロックのランダムリード・ライトの計測結果に大きな差異
計測ミスの内容は、4KBブロックのランダムリード・ライトテストで、設定したサイズの4分の1の領域しか使用せずにテストを実行していたというもの。たとえば標準サイズの50MBに設定した場合は、実際には12.5MBしか利用していなかった計算になる。これにより、計測結果が正しいスコアよりも大きく表示されてしまっていた。作者によると、16MB以上の大容量バッファを備えるハードディスクでは、結果の差が顕著に表れていた可能性があるとのこと。 13日に公開されたv2.0.0では、計測ミスの不具合が修正され、正しい計測結果が表示されるようになっている。本ソフトは、2007年の3月に正式版として初リリースされているが、今回判明した不具合に関しては初版のリリース当初から含まれていた可能性がある。v1.0.xでベンチマークしていたユーザーは、最新版のv2.0.0で改めて計測してみるとよいだろう。 なお、前バージョンがv1.0.6という数字であることを考えると、今回のv2.0.0は大きなメジャーバージョンアップに見えるが、更新内容自体は本件の修正のほか、標準の背景画像を変更、いくつかの新テーマの追加といった内容となっている。作者によると、本件の影響力の大きさを考慮し、周知させたい目的でこのようなバージョン番号に決定したとのことだ。 本ソフトは、Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
【著作権者】ひよひよ 氏
□Crystal Dew World (久保 望)
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