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NEWS (08/01/21 15:40)

マルチコアCPU環境でプロセスごとに使用CPUを割り当てられる「Process Lasso」

プロセスごとのCPU優先度の設定や実行禁止プロセスの指定も可能

「Process Lasso」v2.42
「Process Lasso」v2.42
実行禁止プロセスと実行許可プロセスのそれぞれを指定可能
実行禁止プロセスと実行許可プロセスのそれぞれを指定可能
 マルチコアCPU環境でプロセスごとに使用CPUを割り当てられる「Process Lasso」v2.42が、12月31日に公開された。Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64に対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。

 「Process Lasso」は、各プロセスをあらゆる方法で管理してシステムの安定性やパフォーマンスを維持できるタスクトレイ常駐ソフト。マルチコアCPU環境でプロセスごとに使用CPUを割り当てられるほか、CPU使用率を抑制したりプロセスごとのCPU優先度を設定することが可能。

 Windows標準の「タスク マネージャ」でも、プロセスごとのCPU割り当てやCPU優先度の変更といった操作ができるが、設定内容が保存されないためプロセスを起動するたびに設定し直す必要がある。これに対し本ソフトは、一度設定しておけばあとは当該プロセスの起動を監視して自動的に各設定を行ってくれる。

 画面には起動中のプロセスが一覧表示され、プロセス名、CPU使用率、メモリ使用率、CPU優先度といった基本的な情報に加え、実行ファイルの作者名やパスなどの情報を確認できる。プロセスごとの各種設定は、一覧上で設定したいプロセスを選択して右クリックメニューから行う。

 また、実行禁止プロセスを指定する機能も備える。プロセスの起動を監視し、あらかじめ指定しておいたプロセス名と一致した場合は、本ソフトが自動的に強制終了してくれる仕組み。実行禁止プロセスに指定するファイル名にはワイルドカードを利用できるため、たとえばフォルダに偽装するためファイル名に大量の空白を含むウイルスへの対策として“* .exe”といったファイル名を指定しておけば、ウイルス感染の被害を低減できるだろう。このとき、実行を禁止したプロセスは画面下のログへ記録される。

 さらに、実行禁止プロセスとは反対に起動を許可するプロセスも指定できる。許可リストに指定したプロセスは実行禁止プロセスよりも優先されるため、強制終了したプロセスが問題ないものだった場合などに、該当するプロセスの実行ファイル名を追記していくとよい。


【著作権者】Bitsum Technologies、Jeremy Collake 氏
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64
【ソフト種別】フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】2.42(07/12/31)

□Bitsum Technologies
http://www.bitsum.com/

(久保 望)




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