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Windows Vistaで“Aero”風のデザインが採用された「Firefox」v3 Beta 4が公開正式版に向けてユーザーインターフェイスのさらなる改良が進む
なお、本ベータ版は開発者やテスター向けに公開されており、テスト目的でのみ利用可能。また、「Firefox」v3.0に非対応の拡張機能は動作しなくなるため、既存の「Firefox」ユーザーはテスト用に新しいプロファイルを作成するとよいだろう。 今回のBeta 4では、以前のベータ版からパフォーマンスやメモリ使用量がさらに改善されたほか、ユーザーインターフェイスについてもさまざまな改良が施されている。たとえばアドレスバーでの履歴・ブックマーク検索機能では、検索キーワードを半角スペースで区切って複数指定できるようになった。 また、「Firefox」v3ではWebページの拡大・縮小時に、文字だけでなく画像などすべての要素をまとめて拡大・縮小するように仕様が変更されたが、この影響によりこれまでのベータ版では、文字のみの拡大・縮小ができなくなっていた。今回のBeta 4では、メニューから文字のみを拡大・縮小するモードへと切り替えられるようになった。 さらに、通信のタイムアウトなどにより表示に失敗した画像を、右クリックメニューから再読み込みできるようになるなど、使い勝手を向上させるための改良も施されている。 そのほか、「Firefox」v3では画面デザインを各OSの標準的なデザインに統合するよう改良が進められている。その一環としてWindows Vista上では、[戻る][進む]ボタンがガラス調の光沢をもつ青色のボタンになるなどアイコンデザインが一新され、Vistaの“Aero”デザインと調和がとれる見栄えになった。 なお、すでにBeta 5のリリースが決定されている。このBeta 5では正式リリースの障害となる“blocker”と呼ばれる不具合のうち、優先度が最高の“P1”に位置づけられている不具合がすべて修正される予定。さらにユーザーインターフェイスなどの文字列が確定する予定となっており、正式版のリリースが近いことを伺わせる。
【著作権者】Mozilla Foundation
□Mozilla Japan - Firefox 3 Beta 4 リリースノート (中村 友次郎)
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