フォルダ内のファイルをすべて隠す「Folder Protection」
操作カンタン! パスワードでHDDやUSBメモリなどのデータを守ろう
(08/03/14)
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「Folder Protection」v4.8 |
フォルダ内のファイルすべてを暗号化してエクスプローラ上から見えなくするソフト。使い方は、まず機密ファイルなどが含まれるフォルダ、またはUSBメモリ内へ本ソフトをコピーする。次にコピーしたソフトを実行して任意のパスワードを入力し、確認のためのパスワードを再度入力しよう。あとは[OK]ボタンを押すと本ソフトが自動的に終了し、フォルダ内には本ソフトの実行ファイルのみが残され、ほかのファイル・フォルダはすべて消えて見えなくなる仕組み。暗号化を解除するには、フォルダ内に残された本ソフトを実行し、パスワードを入力すると隠れていたファイルやフォルダが見えるようになる。このとき、復号と同時に本ソフトの画面が表示され、その後の動作の選択を求められる。一番上の[Minimize To Tray]ボタンは、ファイルを復号したうえで本ソフトをタスクトレイに入れておくという機能。当該フォルダ内で新しくファイルを作成したり、編集する必要がある場合にこのボタンを押しておき、ファイル操作が終わったらタスクトレイアイコンの右クリックメニューから[Restore]を選択しよう。すると追加されたファイルも含めて再度すべてのファイルが暗号化される。次に真ん中にある[Restore Protected]ボタンは、復号処理を中止させるときに利用する。最後に一番下の[Cancel Protected]ボタンは、暗号化そのものを完全に解除して、本ソフト実行前の状態に戻すときに利用すればよい。
【著作権者】KakaSoft
【対応OS】(編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認)
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】4.8
□KaKasoft-File & Folder Encryption
http://www.kakasoft.com/
□File & Folder Encryption(本ソフトのダウンロードページ)
http://www.kakasoft.com/freeware.htm
(小松 佳那)
【08/04/23追記】編集部より
読者の方からいただいた情報により、Windows Vista環境にてService Pack 1(以下、SP1)の影響により暗号化したファイルを復号できないことがある現象を確認しました。
発生する現象は、SP1適用前の環境で暗号化したファイルは、SP1適用後の環境で復号できないというものです。編集部にて確認できた対処法を以下に示しますので、本件に憶えのある方は参考にしていただければ幸いです。
暗号化したファイルがリムーバブルメディア内の場合、暗号化したときと同じSP1適用前の環境の別PCで復号可能
暗号化したファイルが内蔵HDD内の場合、SP1をアンインストールすることで復号可能
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