NEWS （08/03/18　16:10）

「Super Drag Extension」v0.2.3

検索結果ページなどを小さな別ウィンドウで開くことも可能

　フェンリル（株）は18日、選択文字列などのドラッグ＆ドロップにさまざまな機能を割り当てられる「Sleipnir」用プラグイン「Super Drag Extension」v0.2.3を公開した。「Sleipnir」v2.6.2以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認した。現在、同社が運営するWebサイト“フェンリル ラボ”からダウンロードできる。

　「Super Drag Extension」は、Webページ上の選択文字列やリンク、画像をドラッグ＆ドロップした際にWeb検索などを実行できる「Sleipnir」用プラグイン。ドラッグ＆ドロップする方向によって異なる機能を実行できるのが特長。また、ドラッグした際にポップアップメニューを表示し、項目上にドロップして各種機能を実行することもできる。

　文字列を選択した際は、同社の運営するポータルサイト“pota”やWikipedia、Google マップの検索などのほか、文字列のコピーが可能。文字列のコピー時は通常のコピーに加え、クリップボード内の文字列に選択文字列を追加することもできる。

　またリンクをドラッグした際は、リンク先を新しいタブで開いたり、IEで開くほか、“はてなブックマーク”へ追加するといった操作が可能。そのほか、画像をドラッグ＆ドロップして新しいタブで開いたり、ダウンロードすることもできる。

　さらに、［Alt］キーを押しながらドラッグ＆ドロップすることで、検索結果ページなどを小さな別ウィンドウで開く機能を備える。たとえば、Webページを見ながらWikipediaで単語の意味を参照したいときなどに便利。

プラグインの設定画面

　なお、標準の状態ではドラッグ＆ドロップの方向による機能の使い分けや、ポップアップメニューの表示が無効になっており、プラグインの設定画面で有効にする必要がある。プラグインの設定画面を表示するには「Sleipnir」のオプション画面にある“ユーザー インタフェース”設定から、任意のショートカットキーやメニューなどへ“SuperDragOption”を割り当てる必要がある。

【著作権者】フェンリル（株）
【対応OS】（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.2.3（08/03/18）

□フェンリル | ラボ
http://www.fenrir.co.jp/labs/
□カスタマイズに特化したブラウザ Sleipnir。上級者のために。
http://www.fenrir.co.jp/sleipnir/
□窓の杜 - Sleipnir
http://www.forest.impress.co.jp/lib/inet/browser/webbrowser/sleipnir.html

（長谷川 正太郎）