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【第334回】
入門にピッタリのFPS「X operations」リアル系FPSの面白さを凝縮! 幅広いユーザーが楽しめる
(08/03/28)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は緊張感のある銃撃戦が楽しめるリアル系FPS「X operations」を紹介しよう。
スペックの低いパソコンでも楽しめる、操作がシンプルで入門にも適したFPS
操作方法は[W][S][A][D]キーで前後および左右へ移動、スペースキーでジャンプとなり、マウスを動かすことで視点の移動、左クリックで射撃となる。これらの基本操作に加え、[Tab]キーで動きは遅くなるが敵に見つかりにくくなる前進歩行、[R]キーで武器のリロード、[Z]キーで武器の持ち替え、[F1]キーで視点の切り替えとなっている。 画面は中心に照準、右下に現在装備している武器、左下に残弾数とプレイヤーの状態が表示される。状態はダメージを受けていない“FINE”、多少ダメージを受けた“CAUTION”、危険な状態を示す“DANGER”の3種類があり、完全にやられてしまうとゲームオーバーで、ミッションの最初からやり直しだ。また、どんな状態からでも頭に攻撃を受けるとほぼ一撃でゲームオーバーになってしまうため、慎重な行動が必要となる。 武器は2つまで持つことができ、マップに落ちている武器と交換したい場合は[G]キーで今持っている武器を捨て、落ちている武器に触れると自動的に装備される。どのミッションも銃弾はそれほど多く用意されていないので、しっかりと狙って撃つクセをつけ、場面に応じて武器を持ち替えることが重要だ。
さまざまな武器を使い分けて、豊富なミッションをクリアしていこう
具体的な識別子は、EXTが掃討、KTが暗殺、DEFが護衛、ESCが脱出地点までの移動、DEが破壊、REが救出、CAPがケースの奪取となっている。最初は目的がわかりやすい掃討ミッションをプレイするとよいだろう。ミッションを終了すると経過時間、射撃回数、命中率、倒した敵の数などが表示され、より高い数値を目指して何度もプレイできる。 ミッションクリアのために重要なのは、マップの構造と敵の配置を把握して、的確に射撃することだ。射撃においては、敵の頭部に弾を当てることがポイント。弾は当たる位置によりダメージが変化するためで、胴体を基準として下半身はその70%、頭はなんと2倍の200%のダメージを与えられる。すばやく頭に照準を合わせられるよう、練習を重ねることがクリアへの近道だ。なお、移動中は照準がぶれて正確な射撃ができない。確実にミッションをこなすのであれば、物陰に隠れて敵を待ったり、移動しなければならないときは[Tab]キーを押しながら慎重に進むようにしよう。 また、武器の特性を知ることも重要。たとえばP90は威力は低めだが貫通力があり、薄い壁なら壁の裏にいる敵にもダメージを与えられる。またMP5SDなら威力は弱いが、発射音が小さく敵に気づかれにくいといった具合だ。さらに、ライフルの1つであるPSG-1は、[Shift]キーで照準のズームが可能で、遠距離にいる敵に対して正確な射撃ができるが、逆に通常時は照準が表示されないため近距離の敵に当てるのは難しい。ミッションや状況に合わせて武器をすばやく切り替えることも大切だ。
さまざまな武器を使い分けて、豊富なミッションをクリアしていこう
グラフィックのクオリティがそれほど高くない、“しゃがみ”や“ほふく前進”がないなど、最新の市販FPSを遊んでいる人にとっては物足りなさを感じるかもしれないが、バリエーション豊かなミッションや武器、敵がただ攻撃するのではなく状況に合わせて行動するなど、内容は充実しており十分に楽しめる。操作がシンプルなので初心者でもとっつきやすく、FPSに興味があるなら、まず本作からとオススメしたくなる出来だ。自分でミッションを作成できるツールも公開されており、シングルプレイでもよし、オンライン対戦でもよし、自分で作ってもよしと幅広く遊べる作品に仕上がっている。
【著作権者】team MITEI
□X operations WEB (芹澤 正芳)
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