基本的なバックアップ機能が無料で利用可能になった「ばっちり同期２００８」

バックアップ時のリネーム機能や実行前後のソフト起動機能が無償利用できる

「ばっちり同期２００８」v3.5.0.8

　多機能なバックアップソフト「ばっちり同期」のメジャーバージョンアップ版となる「ばっちり同期２００８」v3.5.0.8が、14日に公開された。最新版では価格体系が変更され、無料の“Free”、1,785円の“Basic”、4,515円の“Premium”、9,114円の“Business”から、必要な機能に応じてライセンスを選択できるようになった。

　基本的なバックアップ機能を利用できる“Free”版では、バックアップ時にファイル名を指定した書式でリネームできるほか、バックアップの実行前後に指定したソフトを起動したり、バックアップ終了後にWindowsを終了することが可能。また、マルチスレッドで処理を行うため高速なバックアップができるという。

　そのほか、“Basic”版ではバックアップ対象とするファイルのフィルタリング機能や、USBメモリの挿入時に自動バックアップする機能などを利用できる。また、“Premium”版ではFTPサーバー上へファイルをバックアップする機能などが、“Business”版ではファイルを監視して変更があった際にリアルタイムでバックアップする機能などが利用可能。

　さらに、本バージョンからの新機能も追加されている。たとえば、“Basic”版ではバックアップしたファイルをツリー画面から簡単にリストアできる回復機能が追加されたほか、“Premium”版ではFTPサーバーへのバックアップ時にファイルを暗号化する機能や、バックアップ処理を一時停止できる機能などが追加されている。

　本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vistaに対応しており、30日間の試用期間中は全機能が利用できる。現在、作者のホームページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、旧バージョンの「ばっちり同期」のライセンスがあれば、「ばっちり同期２００８」を“Basic”版として継続利用可能。

【著作権者】RiseFly Software
【対応OS】Windows 2000/XP/Server 2003/Vista
【ソフト種別】シェアウェア（基本機能の利用は無料。“Basic”版1,785円、“Premium”版4,515円、“Business”版9,114円）
【バージョン】3.5.0.8（08/04/14）