「Skype」の通話もリアルタイムで放送できる“ねとらじ”専用の簡単放送ソフト

音楽プレイヤーを内蔵しており手軽にBGMとマイク入力をミックスして放送できる

「ねとらじレボリューション」v1.00

　「Skype」の通話をリアルタイムで放送する機能を備えた“ねとらじ”専用の簡単放送ソフト「ねとらじレボリューション」v1.00が、3月24日に公開された。Windows XP以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。現在、作者のホームページからダウンロードできる。

　「ねとらじレボリューション」は、（株）ライブドアが運営する、誰でもインターネットラジオ放送ができるWebサービス“ねとらじ”の放送局を簡単に開局できるソフト。音楽プレイヤーを内蔵しており、手軽にBGMとマイク入力をミックスして放送できるのが特長。また、「Skype」を使った会話をリアルタイムで放送することも可能で、離れた場所に居る相手とのトーク番組も簡単に放送できる。

　画面は機能別に分かれたタブ切り替え型となっており、各タブを別ウィンドウに切り離して表示することも可能。また、画面左側にはボリュームメーターや、マイク・内蔵プレイヤー・「Skype」からの音声入力を個別にON/OFFできるボタン、放送の開始・停止ボタンが並んでいる。

　“ねとらじ”の放送を開始するには、まず［サーバー］タブで番組のタイトルや説明などを入力し、“ねとらじ”のサーバーを指定する。［混雑検出］ボタンを押せばサーバーの利用状況を一覧表示でき、空いているサーバーを選んで入力することも可能。

　次に、［ストリーム］タブで放送する音質を選択する。［ストリーム］タブでは放送した音声をWAVE/MP3形式で保存することも可能。最後に、画面左側の［放送開始］ボタンを押せば、“ねとらじ”の放送を開始できる。

　内蔵プレイヤーでの音声再生は［プレイヤー］タブで行う。内蔵プレイヤーはMP3/WMA/WAVE形式に対応しており、プレイリストに読み込んだ音声ファイルの連続再生が可能。また、［ミキサー］タブで全体の音量のほか、内蔵プレイヤーとマイク入力の音量バランスや、「Skype」から入力された音声の音量を調節できる。

　そのほか、［エフェクト］タブでは笑い声や犬の鳴き声といった効果音を再生可能。効果音はあらかじめ24種類用意されているほか、本ソフトのインストールフォルダにある“sound”フォルダ内へ任意の音声ファイルをコピーして利用することもできる。

【著作権者】シャオ　氏
【対応OS】Windows XP以降（編集部にてWindows Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00（08/03/24）