ワコム、同社製ペンタブレットでデスクトップに絵を描ける「てがきInk」を公開

ペンタブレットでプレゼン資料などにすばやく注釈を入れられて便利

「てがきInk」

　（株）ワコムは23日、同社製のペンタブレットを使ってデスクトップ上に直接絵を描いたりマーカーを引けるソフト「てがきInk」を公開した。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のホームページからダウンロードできる。なお、動作には同社製ペンタブレットのドライバーがインストールされている必要がある。

　「てがきInk」は、ペンタブレットを使ってデスクトップ上に直接線を描き込めるソフト。ペンタブレットを利用するため直感的に使え、たとえばプレゼンテーションをする際に表示した資料へすばやく注釈を入れられて便利。もちろん、マウスでの描き込みも可能だ。

　デスクトップには不透明の“ペン”のほか、半透明の“マーカー”を使って線を描き込める。“ペン”や“マーカー”は色と太さを自由に設定可能。また、ペンタブレットのペンを逆さに使い、描き込んだ線を消すこともできる。

　描き込んだ線はタスクバーを除いたデスクトップのスクリーンショットとして、JPEG/GIF/BMP/PNG形式で保存できる。また、描き込んだ線の情報のみを独自形式で保存し、あとで呼び出すことも可能。

　そのほか、線を描き込んだ状態でデスクトップを操作できる。さらに、ページの切り替えに対応しており、たとえば描き込んだ注釈を次々と切り替えながらプレゼンテーションを行うと言った使い方が可能。

【著作権者】（株）ワコム、EyePower Games Pte Ltd.
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】-（08/04/23）