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【第337回】
2Dアクションゲーム「MagicalHarvest」魔法を駆使して仕掛けだらけの迷宮を攻略しよう
(08/04/25)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は仕掛けだらけの迷宮を、魔法を駆使して制覇していく2Dアクションゲーム「MagicalHarvest」を紹介しよう。
パズルのように複雑な迷宮を探索する2Dアクションゲーム
操作はカーソルキーで移動、[Z]キーでショットや魔法発動、[X]キーでジャンプ、[A]キーでメニューの表示となる。ショットには4つの属性があり、攻撃力の高い“火”、連射しやすい“風”、速度は遅いが壁を越えられる“土”、敵弾を相殺できる“水”を切り替えて使用する。属性によって敵に与えられるダメージも大きく変化するほか、特定の属性しか効かない敵も存在する。 ステラが敵や敵弾に当たると画面左下にある体力ゲージが減っていき、ゼロになるとゲームオーバーだ。ただし、ゲームオーバーになってもそれまでの経過を保存でき、獲得した魔法やアイテムはそのままにスタート地点から再開できる。また、任意のタイミングでセーブしてゲームを終了することも可能だ。
火・風・土・水の“マナシンボル”を組み合わせて魔法を発動
ゲームの開始時は、ショットの属性を変更する魔法のみ利用可能。ショットには属性のほかレベルがあり、たとえば火属性のショットなら、マナシンボルを“火”と入力すればレベル1、“火・火”と2つ重ねて入力するとレベル2に切り替わる。レベル2のショットでは、各属性のシンボルが描かれた“属性ブロック”が破壊できるようになり、新たな道が開かれる。 ただし、呪文で使用するマナシンボルの数だけ各属性の“マナ”が必要で、これは敵を倒すと入手できるが、最初は各属性とも1つしか溜めることができない。マナの最大値は、迷宮内にある“マナの紋章”を入手することで増やすことが可能だ。 新しい魔法は、迷宮内にある“石版”や“魔導書”を入手すると習得できる。習得した魔法を発動させるためのマナシンボルの組み合わせは、アイテム“虫眼鏡”の取得後に、メニュー画面で確認できるようになる。
魔法のうちゲームの進行で重要となるのが、“ゲート開放魔法”と“ボス召還魔法”だ。前者は迷宮内にレベル1から8まである“ゲート”に入るための魔法で、ゲートの中は魔神が潜む部屋へとつながっている。ボス召還魔法はゲート内で入手でき、魔神の部屋で発動させればいよいよボス戦だ。なお、魔神の部屋は通常の迷宮と明らかに雰囲気が違うので、一目で判別できるだろう。
ほかにも、体力を回復できる“Healing”、少しの間自分以外の時間を止める“TimeStop”、20秒間無敵になれる“Abusolute”など便利な魔法が用意されている。
さまざまな仕掛けを解いてゲートを開き、ボスを倒せ!
また、ゲームのクリアにはアイテムも必要不可欠だ。たとえば“しあわせうさぎ”を入手すると二段ジャンプが可能になり、今まで行けなかった場所にも行けるようになる。“電子計算機”では迷宮全体のマップを表示でき、“アミュレット”では受けるダメージを減らすことが可能だ。また、“ロック鳥の羽”を手に入れるとボス戦中以外ならいつでもスタート地点に戻れるようになる。道に迷ったときや、ボスを倒してすばやくゲート内から脱出したいときに便利で、魔法を使うために必須と言える“虫眼鏡”と合わせて、ゲーム開始後にまずは手に入れておきたいアイテムだ。 魔法のレベルアップによりブロックを壊して行ける場所が増えるなど、不思議な迷宮を少しずつ解き明かしていく感覚を存分に楽しめる。ゲーム画面のサイズがわずか224×144ピクセルと小さく、デスクトップの解像度を下げてプレイしなければならないのが唯一の難点だが、パズルや謎解き要素のある2Dアクションゲームを求めている人なら間違いなく満足できる作品。じっくりと腰を据えて遊びたくなる1本だ。
【著作権者】AEjuMurasame 氏
□PlatineDispositif website 紫雨飯店 (芹澤 正芳)
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