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NEWS (08/04/28 22:35)

Futuremark、DirectX 10専用の3Dベンチマークソフト「3DMark Vantage」を公開

窓の杜ライブラリからもダウンロード可能

「3DMark Vantage」
「3DMark Vantage」
プリセットのうち最高設定の“Extreme”によるベンチマーク画面(1,920×1,200ピクセル)
プリセットのうち最高設定の“Extreme”によるベンチマーク画面(1,920×1,200ピクセル)
 Futuremark Corporationは28日、定番3Dベンチマークソフトの最新版「3DMark Vantage」を公開した。現在同社のホームページや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、ファイルサイズは約450MB。

 「3DMark Vantage」は、定番3Dベンチマークソフト“3DMark”シリーズの最新版。対応OSはService Pack 1が適用されたWindows Vistaのみで、ジオメトリシェーダーなどDirectX 10の新機能を利用したベンチマークを行える。また、ベンチマークのプリセットのうち最高設定では解像度1,920×1,200のモニターと512MBのビデオメモリが必要など、次世代ゲームのパフォーマンス指標にふさわしいベンチマークとなっている。

 最低動作環境は、SSE2に対応するCPU、DirectX 10対応のビデオカード、1GB以上のディスク空き容量など。また推奨動作環境として、Intel Core 2 Duo E6600以上またはAMD Athlon X2 6000+以上のCPU、512MB以上のビデオメモリ、2GB以上のメインメモリが挙げられている。なお公式サイトの“System Requirements”ページでは、ActiveXコントロールやJavaアプレットを利用してPCのスペックを確認し、動作環境に達しているかをWebブラウザー上で確認することが可能。

 画面の解像度やアンチエイリアス、テクスチャーの品質といったベンチマークの設定は、“Entry”“Performance”“High”“Extreme”という4つのプリセットが用意されており、解像度は“Entry”と“Performance”では1,280×1,024、“High”では1,680×1,050、最高設定の“Extreme”では1,920×1,200となる。

 本ソフトはシェアウェアで、ライセンスキーによって4つのエディションに分けられている。体験用の無料版では、ベンチマークの結果を1回だけ確認可能。Basic版(6.95米ドル)では、“Performance”プリセットによるベンチマークを回数制限なく実行できる。Advanced版(19.95米ドル)およびProfessional版(495米ドル)では、4つのプリセットすべてを利用できるほか、6つの追加テストが利用可能になり、さらにベンチマークの設定をカスタマイズすることも可能。なお、Professional版のみ商用目的で利用できる。

【08/04/29 02:40 画像追加】
 メインのテスト内容は、グラフィックのテストとCPUのテストが2つずつ。Graphics Test 1はマッドサイエンティストの巣窟からの脱出シーンで、Graphics Test 2は宇宙空間を舞台に巨大戦艦や戦闘機が描かれる。CPU Test 1ではマルチスレッドのAIによって飛び回る飛行機により、またCPU Test 2では処理の重い物理演算によりCPUのパフォーマンスを計測する。


Graphics Test 1: Jane Nash Graphics Test 1: Jane Nash Graphics Test 1: Jane Nash
Graphics Test 1: Jane Nash
Graphics Test 2: New Calico Graphics Test 2: New Calico Graphics Test 2: New Calico
Graphics Test 2: New Calico
CPU Test 1: AI CPU Test 2: Physics Advanced版以下のエディションでは、ベンチマークのスコアはオンライン上で確認する仕組み。体験版では1回だけ確認できる
CPU Test 1: AI CPU Test 2: Physics Advanced以下のエディションでは、ベンチマークのスコアはオンライン上で確認する仕組み。体験版では1回だけ確認できる
“Extreme”設定によるGraphics Test(1,920×1,200ピクセル) “Extreme”設定によるGraphics Test(1,920×1,200ピクセル) “Extreme”設定によるGraphics Test(1,920×1,200ピクセル)
“Extreme”設定によるGraphics Test(1,920×1,200ピクセル)
Advanced版以上で利用できる“Feature Test”。GPUによる布地やパーティクルのシミュレーションなど6種類が用意されている Advanced版以上以上で利用できる“Feature Test”。GPUによる布地やパーティクルのシミュレーションなど6種類が用意されている Advanced版以上以上で利用できる“Feature Test”。GPUによる布地やパーティクルのシミュレーションなど6種類が用意されている
Advanced版以上以上で利用できる“Feature Test”。GPUによる布地やパーティクルのシミュレーションなど6種類が用意されている


【著作権者】Futuremark Corporation
【対応OS】Windows Vista
【ソフト種別】シェアウェア 19.95米ドルなど
【バージョン】Build 1.0.0(08/04/28)

□Futuremark(編集部注:つながりにくくなっています
http://www.futuremark.com/
□Futuremark - Products - 3DMark Vantage(編集部注:つながりにくくなっています
http://www.futuremark.com/products/3dmarkvantage/
□窓の杜 - 【NEWS】Futuremark、Vista専用の統合ベンチマークソフト「PCMark Vantage」を公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/10/19/pcmarkvantage.html
□窓の杜 - 【NEWS】DirectX 10専用3Dベンチマーク「Call of Juarez DirectX 10 Benchmark」が公開
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/06/12/coj_dx10bench.html
□窓の杜 - 3DMark Vantage
http://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hrdbnch/3dbench/3dmarkvtg.html

(中村 友次郎)




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