|
|
プラグインで機能拡張が可能なJava製の多機能グループウェア「GroupSession」部署内で検索キーワードや人気RSSランキングを共有できるなどユニークな機能も
本ソフトはJava製のWebアプリケーションで、動作には「Java Platform, Standard Edition Development Kit (JDK)」v5と、アプリケーションサーバー「Apache Tomcat」v5.5が必要。編集部にて、「JDK」v6 Update6がインストールされたWindows XP上の「Apache Tomcat」v6.0.16で動作確認した。 「GroupSession」は、スケジュール管理機能、掲示板・回覧板などのコミュニケーション機能、起案から決済までを処理する稟議管理機能、施設予約機能、タイムカード機能、ToDoやプロジェクトの管理機能など、グループウェアとしての基本的な機能を一通り備えており、さらにいくつかのユニークな機能も備えている。
たとえば、Web検索機能やRSSリーダー機能も搭載。頻繁に使われる検索キーワードや人気の高いRSSなどをグループウェア内で表示できるので、検索のノウハウや情報収集のアンテナを組織内で共有することが可能。
また、グループウェア内のメンバーでメッセージのやり取りが可能な“ショートメール”機能はほかの機能と連携しており、各種イベント時にはシステムから通知メールを受け取ることが可能。外部SMTPサーバーを利用してメッセージを転送する機能も備えているため、「Outlook」や「Thunderbird」などの使い慣れたメールソフトで新着情報をチェックできるのがうれしい。 これらの機能はプラグインとして実装されており、バージョンを重ねるごとに搭載されるプラグインが充実してきている。また、プラグインを自分で開発して足りない機能を追加することも可能。同社ホームページではプラグインの作成方法についても解説されているので、開発の際は参考にするとよいだろう。 なお、本ソフトは単一のWARファイルとして配布されており、動作させるにはダウンロードした“gsession2.war”ファイルを、「Apache Tomcat」をインストールしたフォルダ内の“webapps”フォルダにコピーすればよい。あとは、「Apache Tomcat」を稼動させた状態で“http://localhost:8080/gsession2/”にアクセスすれば、ログイン画面にアクセスできる。「Apatche」と「Apache Tomcat」の連携といった本格的な運用方法については、同社のホームページを参照してほしい。
【著作権者】日本トータルシステム(株)
□[無料WEBグループウェア Group Session] サポートサイト トップページ (柳 英俊)
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||
トップページへ |