|
|
マイクロソフト、学生向けに同社製の開発環境を無償提供する“DreamSpark”「Visual Studio」や「Windows Server 2003」を無償で入手可能マイクロソフト(株)は13日、学生を対象に同社製の各種開発環境を無償提供するプログラム“Microsoft DreamSpark”(以下、DreamSpark)を開始した。このプログラムは2008年2月より、アメリカを始め、イギリス、フランス、ドイツなど11カ国で先行提供されており、今回日本でも提供されることになった。 DreamSparkは、将来のシステムエンジニアなど技術者に必要なスキルを早期に身につけさせることを目的とした学生支援プログラム。プロフェッショナル向けとして販売されている同社製の各種開発環境を利用することで、アプリケーションの開発などに必要な知識やテクニックを養うことが可能。 無償提供される製品は、アプリケーション開発環境「Visual Studio 2005 Professional Edition 日本語版」と「Visual Studio 2008 Professional Edition 日本語版」、デザインツール「Expression Studio 日本語版」、サーバーOS「Windows Server 2003 Standard Edition 日本語版」、開発者向けデータベース「SQL Server 2005 Developer Edition 日本語版」、ゲーム開発環境「XNA Game Studio 2.0 英語版」のほか、ゲーム開発者向けのコミュニティ「XNA クリエイターズ クラブ」を12カ月間利用できるメンバーシップも含まれる。これらの製品から必要なものだけを個別にダウンロードできるようになっている。 なお、DreamSparkを利用できる対象は、大学院生、大学生、専門学校生、および高等専門学校の4、5年生となっており、さらに国際学生証を取得する必要がある。国際学生証は、下記リンクにあるWebサイトにて、学生証や必要な書類を用意すれば年間1,430円(税込み)で取得することが可能。またDreamSparkにて提供される製品は、非商用の個人利用のみ可能となっており、作成したアプリケーションなどを販売することはできない。
□Microsoft DreamSpark (久保 望) 編集部より: 記事初出時、マイクロソフト(株)の発表にもとづき「XNA Game Studio 2.0 日本語版」が無償提供されると記載いたしましたが、同社より、「XNA Game Studio 2.0」の提供は英語版のみであると発表内容が訂正されたため、これにともない記事を修正いたしました。
|
|
|
||||||||||||||||
トップページへ |