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インターネットランキング機能を搭載した弾幕STG「TWilight refrAIN」体験版選択肢によるシナリオ分岐や“侵食率”などユニークなシステムが特徴
「TWilight refrAIN」は、会話シーンでの選択肢やプレイ内容により、ステージ構成やストーリーが変化する“マルチシナリオ”が特徴の縦スクロールシューティングゲーム。2006年末にリリースされた「TWilight INSanity」に続くシリーズ第2弾だが、世界観は仮想空間を舞台としたSFからファンタジーへと一新され、ストーリーにも関連はないため前作を知らなくても十分楽しめる。 システムは前作をベースに改良されており、マルチシナリオのほかには、広範囲攻撃タイプと前方集中タイプのキャラクターをいつでも切り替えられる“双子切り替え”や、画面上に敵がいると“侵食率”が上昇し、100%で即ゲームオーバーといった特徴がある。さらに本作では、インターネット対応のランキング機能が搭載されており、ネット上のユーザー同士でハイスコアを競えるのが面白い。 また本作ではライフ制が採用されており、敵や敵弾に当たるとライフを表す“Spirit”を大量に消費してボムにあたる“Magic”が自動で発動され、敵弾が消されるとともに強力な攻撃が放たれる。また、Magicは任意に発動することもでき、この場合は自動発動に比べて消費するライフが3分の1程度で済む。ライフがゼロになってしまうとゲームオーバーだ。 プレイのポイントは、侵食率をなるべく上昇させないこと。100%でゲームオーバーになってしまう以外にも、侵食率が高いと会話シーンで重要な選択肢が選べないなどのペナルティがあるためだ。上昇を防ぐには敵をすばやく撃破することが重要で、そのためには画面全体に散らばるザコは広範囲攻撃タイプのキャラクターで、中型の固い敵は前方集中タイプのキャラクターで、というふうに場面に応じた的確ですばやいキャラクターの切り替えが有効だ。 また、会話シーンでは選択肢ごとに“Ring”というポイントが設定されており、値が高いほど正しい選択肢という目安になる。一度選んだ選択肢は次回プレイ時よりRingの上昇値をあらかじめ確認可能だ。 インターネットランキング機能は標準で有効になっており、プレイ後、あらかじめ設定したスコアネームで自動的にスコアが登録される。自分の順位や100位までのランキングは、メニュー画面の“Online”から閲覧することが可能。本作では操作可能なキャラクターは3組、難易度は3段階用意されており、ハイスコアはそれぞれ個別に集計される。 体験版は3面までだが、2面以降はプレイ内容に応じてステージ構成が変わるほか、プレイするキャラクターごとに攻撃方法はもちろんストーリーも異なるため、何度も繰り返し楽しめる。また、ストーリーは魔法を使うための“鉱石”や魔法を使える種族“エレメンタル”の謎にまつわるもので、ステージを進めるたびに謎が深まっていき、先の展開が待ち遠しい。ボスごとに用意された多彩な弾幕も見どころで、完成版が楽しみな一作だ。
【著作権者】永久る~ぷ
□永久る~ぷ (中村 友次郎)
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