アナログスティックで体をコントロールする物理エンジン搭載の器械体操ゲーム

操り人形のような選手を操作して器械体操の鉄棒を飛び移りながらゴールを目指そう

「Gymnast」v1.0.1

　2つのアナログスティックで体をコントロールする物理エンジン搭載の2D器械体操ゲーム「Gymnast」v1.0.1が、4月26日に公開された。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在作者のホームページからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0以降とアナログスティックを2つ以上備えたゲームパッドが必要。編集部にて“Microsoft Xbox 360 Controller for Windows”を使用して動作確認した。

　「Gymnast」は、操り人形のような選手を操作して器械体操の鉄棒を飛び移りながらゴールを目指す、2D横視点のステージクリア型ゲーム。選手に重力や加速度といった物理法則が働くのが特徴で、四角形だけで構成された選手のコミカルな動きが楽しい。

　操作は主に2つのアナログスティックで行う。右のスティックは脚の関節と連動しており、右へ倒すと前方向に屈み、左へ倒すと後ろ方向に反る。また、左のスティックは腕と連動しており、倒した方向へ腕を伸ばす仕組み。

　鉄棒から鉄棒へ飛び移るには、鉄棒の技“大回転”で勢いをつけ、遠心力を利用してジャンプする必要がある。最初は“大回転”をするのも難しいが、脚や腕を動かすタイミングなどコツをつかめば難なくできるようになるだろう。

　しかし、そこからジャンプして鉄棒を飛び移るにはジャンプのタイミングや勢い、空中での姿勢などさまざまことに気を配らねばならず、なかなか成功しない。それだけにうまく飛び移れたときの快感はひとしおで、ついつい何度もチャレンジしてしまう。

　また、ゴールを設定せずに1つの鉄棒でひたすら技を決める“体操”モードを備えているほか、自分でステージを作成することも可能。

【著作権者】walaber　氏
【対応OS】Windows XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.0.1（08/04/26）