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【第342回】
塔の制覇を目指すダンジョンRPG「Babel2」やり込み要素満載! 何度も遊べる探索型の“疑似3D”RPG
(08/06/13)
『週末ゲーム』では、インターネット上でたくさん公開されているゲームのなかから、選び抜いた良作を毎週紹介していく。今回は何度でも遊べるやり込み要素を備えたダンジョンRPG「Babel2」を紹介しよう。
ブロックで足場を作って進むアクションパズルゲーム
ゲームは街からスタート。まずは、魔王打倒を目指すキャラクターを“冒険者登録所”で作成する。このとき重要になるのが職業だ。職業には、強力な武器や防具を装備できる“戦士”、素手による攻撃が得意な“武道家”、遠距離攻撃が得意な弓のエキスパート“狩人”といった攻撃系をはじめ、宝箱を開ける特技をもつ“盗賊”、敵を倒したときにレアアイテムを入手しやすい“商人”、回復魔法を使える“僧侶”、さまざまな攻撃・補助魔法を操る“魔術師”という計7種類が選べる。キャラクターは10人以上作成できるが、パーティを組めるのは最大5人まで。最初は攻撃系が2人、魔法系が2人、盗賊が1人などバランスを重視してキャラクターを作っていくのがベターだ。 もう一つ重要なのが、キャラクター作成時のステータスだ。職業を選ぶと生命力を表す“HP”、魔法を使うのに必要な“MP”、攻撃力に影響する“力”などの各種ステータスの数値がランダムに割り当てられる。表示されたステータスでよければキャラクターの作成は完了だが、キャンセルして再び職業を選ぶと数値が変化する仕組み。ステータスは序盤の難易度やその後の成長に大きく影響するため、納得がいくまで何度でもやり直そう。 キャラクター作成後は、“荒くれ者の酒場”でパーティを編成する。ここでのポイントは“隊形”だ。前衛3人・後衛2人と前衛2人・後衛3人の2パターンがあり、前衛はどんな武器でも敵へ直接攻撃できる代わりに敵からも直接攻撃を受ける。また、後衛からはほとんどの武器で直接攻撃ができなかったり威力が落ちるが、狩人ならば弓を使って威力を落とさず攻撃が可能だ。防御力の高いメンバーが多いなら前衛を3人、魔法使いや狩人が多いなら後衛3人を選ぼう。
ダンジョンは少しずつ進むのが基本
塔の探索中は、ランダムに敵が出現する。敵を倒すと経験値を入手してレベルアップできるほか、宝箱が出現することもある。宝箱には鍵がかかっており、盗賊の特技である“鍵開け”がなければ開けられる確率はかなり低い。とくにお金やアイテムの少ない序盤では、敵の落とす宝箱が重要な収入源となるため、盗賊はぜひともパーティに入れておきたい。 中盤以降では“転職”が重要となってくる。キャラクター作成時に選べる職業は前述の7種類だけだが、レベルアップして各ステータスが一定値以上になると、火炎や雷などの攻撃を半減する結界を張れる“結界師”、攻撃力と防御力が高く回復魔法も使える“ナイト”、強力な剣技を覚えられる“侍”、武器を投げて攻撃できる“忍者”など9種類の職業に転職可能だ。戦士から盗賊など初期の職業同士でも転職でき、また転職前に覚えた特技や魔法は引き継がれるので、地道に育てれば剣も魔法もOKの万能キャラも作り出せる。ダンジョンの攻略だけではなく、育てる楽しみも非常に大きいゲームだ。 戦闘の難易度は若干高めで、序盤から全滅することも珍しくないが、レベルが上がればこれまでの苦戦がウソのように敵を倒せるようになるのも楽しいところ。パーティは複数結成できるので、戦士を中心としてマップを作成していく探索班と、商人や盗賊を組み込んだレアアイテム回収班を編成し、アイテムコンプリートを目指すのもいいだろう。どっしりと腰を据えて遊べるRPGを探しているならオススメの1本だ。
【著作権者】Y+Y=M.H 氏
□Punk&Peace (芹澤 正芳)
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