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針のないアナログ時計を描くスクリーンセーバー「Analogy」アナログなのにデジタル、デジタルなのにアナログ
あらゆるものがデジタル化されていく現在でも、時計はアナログ方式が主流であり、アナログ時計のもつ機械的なギミックや、そのデザイン性に魅了されている人も多いはずだ。もっとも時計の場合、アナログ方式でもデジタル方式でも時を刻むという役割に違いはないが、その方式によって使い方が少し変わってくる。 アナログ時計は、『あれから何分過ぎた』とか『あと何分で何時だ』といった時間経過を、計算なしに針の位置だけでおおよそ判断できる。一方、デジタル時計は“今”という時間をすばやく知ることに適している。 本スクリーンセーバーを起動すると、秒・分・時を示すインデックスの数字が3重の円状に表示される。一見するとアナログ時計のようであるが、時間を示すための肝心の針がない。その代わりに、インデックスの数字自体が心臓のようにビートを刻みながら円を描いている。 現在時刻を示す数字が太字で表示され、過去の数字はフェードアウトするように小さく描かれており、太字の数字を内側から順番に読めば、デジタル方式で時間を確認できる仕組みだ。アナログだけれどもデジタルでもある、遊び心たっぷりな本時計を眺めていると、時間を確認するはずだったのに時間を忘れてしまいそうだ。
【著作権者】Jesson Yip 氏
□Analogy by Jesson Yip (中井 浩晶)
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