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かゆいところに手が届く小物ソフトをまとめて常駐化できる「TTBase」ウィンドウ・タスクバー操作などさまざまなジャンルのプラグインが100近く公開
ウィンドウ・タスクバー操作のユーティリティソフトやクリップボード拡張ソフトなど、かゆいところに手が届くようなちょっとした小物ソフトは、タスクトレイ常駐型のソフトとして提供されていることが多い。こういった常駐型ソフトは便利な反面、増えれば増えるほど操作や管理が煩雑になってしまう。 「TTBase」は、そんな小物ソフトをまとめて常駐化できるソフト。本ソフト自体は、ただ常駐するだけの機能しか備えておらず単体では何もできないが、代わりにプラグインインターフェイスを備えている。有志により「TTBase」用に開発されたさまざまなプラグインを導入することで、各種ユーティリティ系の機能を本ソフトで一括管理できるようになる仕組みだ。 プラグインを導入するには、「TTBase」のインストールフォルダ直下や手動で作成した任意名のフォルダへ、利用したいプラグインのDLLファイルなどをコピーすればよい。あとは「TTBase」を起動すると自動的に各プラグインを読み込んで、利用できる状態にしてくれる。なお、新しくプラグインを追加した場合は、「TTBase」を再起動する必要がある。導入したプラグインは、「TTBase」の設定画面で一覧を確認でき、各プラグインの機能を呼び出すためのホットキーもこの設定画面で割り当てられる。 有志により公開されているプラグインは100種類近く存在し、エクスプローラの余白部分をダブルクリックすることで1つ上のフォルダへ移動するプラグイン、タスクボタンを種類別にソートして並び替えられるプラグイン、IMEのON/OFFに応じてキャレットの点滅速度を変更するプラグイン、クリップボードの履歴を再利用できるプラグインなど、多種多様のプラグインを下記リンク先ページからダウンロードできる。 「TTBase」はもともと、テキストエディター「K2Editor」やテキストを階層構造で管理できる「TaskPrize」の作者であるK2氏が開発・公開していたソフト。現在はオープンソース化され“SourceForge.jp”のプロジェクトページにて公開されている。ちなみに開発言語は「Delphi」となっており、プラグイン開発のためのSDKは「Delphi」用とC++用の2種類が公開されている。 たった1つの機能しかもたないような小物ソフトや、ソフトにするほどではない単機能ツールは、公開しづらいため開発者自身がひっそりと個人的に使っているといったことがよくあるのではないだろうか。そういった小物ソフトを、「TTBase」用のプラグインとして作り直して公開すれば、多くの人が幸せになるかもしれない。
【著作権者】K2 Software 氏
□FrontPage - PukiWiki (久保 望)
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