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2件の重大な脆弱性が修正された「Firefox」v2.0.0.16が公開ローカルHDDが読み取られる脆弱性などで、「Firefox」v3にも影響
本バージョンでは2件の脆弱性が修正されており、いずれも重要度が4段階中“最高”と位置づけられている。1件は「Firefox」が起動していない状態でのコマンドライン処理に関するもので、これにより攻撃者からローカルHDDのデータを読み取られるおそれがある。同様の脆弱性は「Firefox」v3シリーズにも存在し、こちらは「Firefox」v3.0.1で修正予定とされている。 もう1件はCSSの処理に関する脆弱性で、これにより「Firefox」を強制終了させ、リモートから任意のコードを実行させるという攻撃が可能になってしまう。同様の脆弱性は「Firefox」v3シリーズのほか「Thunderbird」「SeaMonkey」にも存在し、それぞれ「Firefox」v3.0.1、「Thunderbird」v2.0.0.16、「SeaMonkey」v1.1.11で修正予定。 なお、メジャーバージョンアップ版である「Firefox」v3の公開に伴い、v2シリーズの更新は12月中旬までとされている。それ以降はセキュリティや安定性に関する修正も行われないため、Mozillaはユーザーに対しv3へのアップデートを推奨している。
【著作権者】Mozilla Foundation
□Mozilla Japan - 次世代ブラウザ Firefox とメールソフト Thunderbird の公式サイト (中村 友次郎)
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