|
|
8件の脆弱性を修正した「Thunderbird」v2.0.0.16オーバーフローによりリモートで任意のコードが実行されてしまう問題などMozillaは23日、メールソフト「Thunderbird」の最新版v2.0.0.16を公開した。Windows 98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vistaに対応するフリーソフトで、現在Mozilla Japanや窓の杜ライブラリなどからダウンロードできる。 本バージョンは、セキュリティ関連のアップデートとされており、8件の脆弱性が修正されている。内容はオーバーフローによりリモートで任意のコードが実行されてしまう問題などで、重要度は8件中6件が下から2番目の“中”、残りの2件は一番下の“低”と位置づけられている。 なお、前バージョンであるv2.0.0.14からは番号が1つ飛んでいるが、これは「Firefox」v2シリーズの最新版v2.0.0.16と合わせるための措置となっている。
【14:35追記】 Mozilla Japanによると、このリンク先の詳細情報は「Firefox」や「Thunderbird」など、同様の影響を受けるMozillaベースのアプリケーションすべてを対象に記載されているため、アプリケーションによっては重要度が“最高”だということを示しているとのこと。今回の例で言えば、JavaScriptに起因する脆弱性のため、標準でJavaScriptが有効になっている「Firefox」にとっては重要度が“最高”となり、標準ではJavaScriptが無効で有効化するには特殊な手順を踏む必要がある「Thunderbird」にとっては重要度が“中”となる。 したがって、今回修正された脆弱性の重要度は「Thunderbird」にとっては一覧ページの色が示すとおり、重要度“中”が6件、重要度“低”が2件ということになる。
【著作権者】contributors to the Mozilla Project
□Mozilla Japan - 次世代ブラウザ Firefox とメールソフト Thunderbird の公式サイト (久保 望)
|
|
|
||||||||||||||||
トップページへ |