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J・ブラッカイマー制作の米TVドラマ“コールドケース”のスクリーンセーバーオープニングムービー仕立ての演出で、魅力的で個性豊かな登場人物を紹介
“コールドケース”というドラマタイトルは、証拠不足などの理由により迷宮入りした未解決犯罪事件を“cold case”と呼ぶことに由来する。アメリカでは原則として殺人罪に時効がないため、未解決殺人事件は数年後に再捜査されることがあり、今年ニュースで話題になった“ロス疑惑”もその一例だ。 ドラマの舞台は、歴史の深い都市フィラデルフィア。市警察の殺人課に勤務する女性刑事の主人公は、未解決犯罪事件つまりコールドケースを担当しており、新たな証拠や証言などをきっかけに、数年前から数十年前に起こった未解決事件を1話完結で再捜査する。 とくに事件の回想シーンでは、当時の様子を忠実に再現するのが特長で、劇中のBGMもエピソードごとに事件当時のヒット曲を採用するなど、細部にまでこだわっている。また、過去の事件がテーマとなることから、人種差別や戦争といった当時の社会情勢が関連していたり、事件の周辺にいた人たちが“何年も経った今だから打ち明けられる話”を語り始めたりと、人と人との関わりを描くシーンが多いため、刑事ドラマでありながら、ヒューマンドラマの色が強いのも特長だ。 本ドラマのスクリーンセーバーは、オープニングムービー仕立ての演出で、主要な登場人物を紹介してくれる。スクリーンセーバーで表示される映像を見るだけでも、魅力的で個性豊かなキャストが揃っているとわかるだろう。WOWOWでは現在、日本国内では最新作となるシーズン4の二カ国語版を毎週土曜の午後11時から放送しており、同シーズンから字幕版の放送も合わせて開始している。
【著作権者】Warner Bros. Entertainment Inc.
□WOWOW ONLINE (中井 浩晶)
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