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NEWS (08/07/28 16:00)

賞品総額10万円の“読者への挑戦”つきミステリーノベルゲーム「湖岸の盲点」

“犯人が犯した4つのミス”を見つけ出して応募しよう

「湖岸の盲点(問題編)」
「湖岸の盲点(問題編)」
 本格ミステリーノベルゲーム「湖岸の盲点(問題編)」が28日に公開され、同日“読者への挑戦”を称するプレゼントつきクイズ企画の応募受け付けが開始された。本企画はミステリー好きの有志によるサークル“安楽椅子犯人”が開催するもので、総額10万円相当の賞品が用意されている。

 「湖岸の盲点」は、殺人犯と刑事の対決を描いた本格ミステリーノベルゲーム。最初に犯人の視点で犯行が描かれ、その後刑事が登場して犯人を追い詰めていくという、テレビドラマ「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」でおなじみのスタイルが特徴。

 そのため、“読者への挑戦”企画で読者が当てるのは犯人ではなく、“犯人が犯行の際に犯した4つのミス”となる。応募は、ミスの内容とその理由、および自分の名前(ペンネーム可)などをメールで送付することにより受け付けられる。

 応募期間は8月11日の午前1時までとなっており、正解者の中から選考および抽選によって当選者が選出される。当選者は8月13日に公開予定の「湖岸の盲点(解答編)」の作中で、正解とともに発表される予定。

 賞品は、“名探偵賞”として3名に、「刑事コロンボ」や「古畑任三郎」のDVDボックスや、Amazonギフト券15,000円分などから当選者が選んだ賞品が贈られる。また“名推理賞”として10名に、「古畑任三郎」や「安楽椅子探偵」シリーズのDVDから任意の1巻や、Amazonギフト券3,000円分などから当選者が選んだ賞品が贈られる。

 本企画は単なる犯人当てとは違い、勘や当てずっぽうで答えが出せる問題ではないため難易度は決して低くない。とはいえ作者によると、できる限りフェアに徹して作中へヒントを散りばめてあり、情報を丁寧に拾い集めればきっと謎は解けるという。一度最後まで読み終えると任意の章を選んで読めるようになるので、怪しい箇所は徹底的に読み返して犯人のミスを見つけ出そう。


本作の犯人、芦国暁人(あしくにあきと)。自らの人生をかけて美化した“加々美湖”の自然を守るため、リゾート開発を進めようとする犬塚伊作(いぬづかいさく)を殺害した   芦国の前に立ち塞がる刑事、小此木鶯太郎(おこのぎおうたろう)。季節外れのコートに寝惚け眼と頼りなさそうな風貌だが、突拍子のない行動や鋭い推理で芦国を翻弄し、追い詰めていく
本作の犯人、芦国暁人(あしくにあきと)。自らの人生をかけて美化した“加々美湖”の自然を守るため、リゾート開発を進めようとする犬塚伊作(いぬづかいさく)を殺害した   芦国の前に立ち塞がる刑事、小此木鶯太郎(おこのぎおうたろう)。季節外れのコートに寝惚け眼と頼りなさそうな風貌だが、突拍子のない行動や鋭い推理で芦国を翻弄し、追い詰めていく

【著作権者】安楽椅子犯人
【対応OS】Windows 98/Me/2000/XP/Vista
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.00(08/07/28)

□安楽椅子犯人
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

(中村 友次郎)




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