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テキストエディター「WZ EDITOR」が5年ぶりに更新、v6.0のプレビュー版を公開定評あるアウトラインがさらに強化されたほか、タブ型のインターフェイスを採用
「WZ EDITOR」は、小説や原稿の執筆、プログラミングなど幅広く利用できるテキストエディター。拡張子ごとの色分け、マクロ、GREPといった機能はもちろん、高度なアウトライン表示、自動校正、自動整形、用語統一、スペルチェック、段組、縦書きなど、テキスト編集に便利な機能を多数搭載する。 なかでもアウトラインには定評があり、見出しにしたい行の行頭に解析用の文字を入力するだけで自動的にアウトライン化させることが可能。たとえば、解析用の文字をピリオド“.”としている場合、行頭にピリオドを入力するだけで、その行がリアルタイムで見出し化され、さらに“..”という具合にピリオドを2つ続けて入力すれば小見出しとして階層化される仕組み。「WZ EDITOR」といえば“アウトライン”と言っても過言ではないほど代表的な機能の1つ。 5年ぶりの更新となるv6.0の代表的な変更点は、このアウトラインのさらなる強化、タブ切り替え型インターフェイスの採用、縦書きや横書きなど異なるスタイルの同時表示、ソースコードの折りたたみ表示、世代管理の強化、独自タグによるワープロ風の表示などが挙げられる。 アウトライン表示では、アウトライン画面上の見出しをドラッグ&ドロップで入れ替えられるようになった。アウトライン画面でドラッグ&ドロップすると、該当する見出し部分から次の見出し部分までのテキストが入れ替わる仕組み。また、見出し文字を挿入していない一般的なテキストでも、改行をもとに自動でアウトライン表示してくれる“改行アウトライン”機能も追加された。 インターフェイスの部分では、タブ切り替え型のインターフェイスが採用され、GREPや内蔵するファイラーなどすべての画面をタブで切り替え表示できるようになった。ただし、最近のTDI型テキストエディターに見られる、タブを切り離してSDI形式とTDI形式を切り替えるといったことはできない。 また、1つのテキストを異なるスタイルで同時に表示することが可能になった。たとえば、左側に通常の横書き表示を、右側には縦書きの原稿用紙スタイルを表示することができる。これにより、テキストの全体を左側で確認しながら、右側の原稿用紙に文章を入力するというような編集方法が可能だ。 そのほか、C/C++/Javaのソースファイルではブロックごとの折りたたみが可能になり、世代管理機能では変更した部分のテキストを色分け表示するようになるなど、さまざまな新機能の追加や既存機能の強化が施されている。
【著作権者】TY 氏
□WZ6.0 Home Page (久保 望)
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