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仮想ドライブ作成ソフト「DAEMON Tools」に公式日本語版が登場アドウェアが削除された「DAEMON Tools Lite」が日本語化されて公開
「DAEMON Tools」は、海外製ながら国内でも有名な仮想CD/DVD-ROMドライブ作成ソフト。最大4つまでの仮想ドライブを作成でき、タスクトレイアイコンの右クリックメニューから簡単にCD/DVDのイメージファイルをマウントできる。個人利用ならばフリーで利用できることから絶大な人気を誇り、かつては仮想ドライブ作成ソフトの決定版として多くのユーザーから愛されていた。 しかし今から約3年前、v4.00へとバージョンアップした際にアドウェアが同梱されるようになった。アドウェアの内容は、トレンドマイクロのウイルスデータベースで“ADW_WHENUSRCH.C”として定義されており、広告表示のほかユーザーが閲覧したWebページの情報を収集したり、ほかのアプリケーションをダウンロードしてインストールすることがあるというものだった。 「DAEMON Tools」の開発元であるDisc Toolsは、アドウェアを同梱したのは無料でサポートを続けていくためとアナウンスしていた。しかし、アドウェアのインストールはインストール画面のチェックボックスを外すことで回避できるものの、一度インストールしてしまったアドウェアを削除するのが困難なことや、アドウェアそのものの危険性が高いことなどが理由で多くのユーザーがこのバージョンをきっかけに離れてしまっていた。 「DAEMON Tools」は、その後v4.30よりアドウェアを削除する代わりに、3ペイン型のGUIやCD/DVDイメージの作成機能などを搭載した上位版「DAEMON Tools Pro」をシェアウェアとして公開した。その一方で元の「DAEMON Tools」は、これらの新機能を省いた機能限定版の「DAEMON Tools Lite」として公開されるようになった。 今回、公式日本語版として公開されるのは機能限定版の「DAEMON Tools Lite」。機能限定版とはいえ、多くのユーザーにとっては使い慣れた、また見慣れたソフトであり、使い勝手はv4.00当時とまったく変わっていない。なお、コージェンメディアによると、上位版である「DAEMON Tools Pro」日本語版の販売に関しては今のところ未定とのこと。
【著作権者】Disc Tools(日本代理店は(株)コージェンメディア)
□日本語化工房-KUP - DAEMON Tools Lite 日本語版 配布ページ (久保 望)
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