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アクション・シューティングゲームを無償で作れる“ツクール”風ソフト「ZGE」キャラクターの配置やアニメーション、当たり判定などを簡単に指定可能
本ソフトは、ゲームを作るための「ZG-Editor」と、ゲームを実行する「ZG-Engine」で構成されており、制作したゲームは「ZG-Engine」と合わせて自由に配布可能。ゲームの素材にはBMP/PNG形式の画像やWAVE/WMA/MP3/MIDI形式の音声を利用でき、完成したゲームは秒間60フレームで動作する。 「ZG-Editor」では、ゲームのタイトル画面やプレイ画面などの各シーンに、“イベント”を配置することでゲームを制作していく。イベントには、キャラクターやマップのほか弾や爆発などの“パーティクル”を描画するもの、アニメーションやスクリプトなどを実行するものがある。これらをイベントリスト上へ配置して、順番に処理させていくことでゲームを動作させる仕組みだ。 各イベントには、2Dゲームを制作するうえで必要な処理があらかじめ用意されている。各項目に値を入力して当たり判定の範囲を指定したり、アニメーションの画像を選んだりして、ゲーム制作を進めていく。またスクリプトは、メニューから処理を選ぶ形式のため、自分でプログラムコードを記述する必要はない。 制作したゲームの動作を確認するには、イベントを保存したあと、メニューウィンドウの[実行]ボタンを押せばよい。実行の際は、ウィンドウモードとフルスクリーンモードの2種類から実行方法を選択できる。 本ソフトの大きな特長は、そのままプレイできるサンプルと、詳細なチュートリアルが用意されていること。チュートリアルでは、シューティングゲームを実際に作り上げるまでの作業が画面キャプチャーつきで解説されており、ゲーム開発初心者は、この手順をそのままなぞることで、実際に自分でゲームを作り上げる過程を学ぶことができる。 夏休みを利用してゲーム制作にチャレンジしてみたい人は、「ZGE」で簡単なゲームからトライしてみてはいかがだろうか。
【著作権者】nemoj 氏
□mu:die
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