（株）オプトリンクスは2日、広告つきフリーソフト“オプトメディア”のユーザーのインターネット利用動向をもとにした、統計情報を販売するマーケティングサービス“オプトメディア データラボ”を開始した。

　“オプトメディア”とは、デスクトップ上へポップアップ広告が表示される代わりに、無償で利用できるオンラインソフト。オプトメディアのインストール時には広告配信用のプログラムも同時にインストールされ、ユーザーによるWebページの閲覧やWeb検索を分析する。これにより、ユーザーが閲覧しているコンテンツにマッチした広告が配信される仕組み。

　今回販売されるデータは、この際に取得されるWebページの閲覧履歴やWeb検索履歴をもとにした統計情報で、たとえば特定のキーワードでWeb検索したユーザーが訪問したWebサイトのランキングなど。

　なお同社によると、これらの履歴はオプトメディアのインストール時にユーザーの同意を得たうえで取得しているほか、住所や氏名などの情報と結びつけるといった、個人の特定は行わないとのこと。

□オプトメディアデータラボ | OPTMEDIA (オプトメディア)
http://data.optmedia.jp/
□窓の杜 - 【NEWS】ベクターとオプトリンクスが提携、広告付きフリーソフトの普及拡大へ
http://www.forest.impress.co.jp/article/2007/11/27/vector_optmedia.html

（中村 友次郎）