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「Google Chrome」初のセキュリティアップデート、更新内容の詳細が公表任意コード実行の脆弱性など4件のセキュリティ問題を修正
今回のアップデートは主にセキュリティ問題の修正。このうち、[名前を付けて保存]ダイアログで長いファイル名を扱う際、およびリンクのターゲットをステータスバーへ表示する際に発生するバッファオーバーフローの脆弱性は、任意コードの実行につながる致命的な問題とされる。また、“%”で終わるURLの解釈時に、本ソフトが強制終了する問題も修正された。 さらに、ファイルのダウンロード時の保存先フォルダの既定値が、デスクトップから別のフォルダへ変更されている。これにより、デスクトップへファイルが散乱し、Windows自身の問題などにより不正なファイルが実行される危険性が軽減されている。 ダウンロード先の新しい既定値は、Windows Vistaの場合はOS既定の“ダウンロード”フォルダ、Windows XPの場合は“My Documetns”フォルダ以下に作成された“ダウンロード”フォルダとなっている。なお、前バージョンで既定のフォルダを変更していない場合は、自動的に新しい既定値へと設定が変更される。 そのほかセキュリティ関連以外では、セーフブラウジング機能で不要な通信が発生する問題、SNSサービス“Facebook”に影響のあるJavaScriptの問題、いくつかの検索サービスでサジェスト機能が動作しない問題が修正されている。 「Google Chrome」はWindows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。
【著作権者】Google Inc.
□Google Chrome - ブラウザをダウンロード (中村 友次郎)
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