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すべての動作が大きくパフォーマンスアップした“ノートン 2009”あらゆる場面でユーザーの作業を邪魔しないように動作を改善
「ノートン・インターネットセキュリティ 2009」は、ウイルス・スパイウェア対策、フィッシング対策といった機能を備える統合セキュリティ対策ソフト。 「NIS2009」でもっとも注目のポイントは、インストールから始まるすべての動作が大幅にパフォーマンスアップしたこと。まずインストーラーには独自の技術を採用することで、1分以下という同種のソフトとしては驚異的な短時間でインストールすることが可能となった。 続いてシステムスキャンでは、“ノートン・インサイト”と呼ばれる新技術により動作が高速化されている。“ノートン・インサイト”とは、スキャン対象のファイルを自動で分析し、スキャンする必要のないファイルをホワイトリストへ登録してスキャン対象のファイルを減らすことで全体の動作を高速化する技術。 具体的には、Windowsに標準でインストールされているシステム関連のプログラムや既知のランタイムプログラムなどをあらかじめスキャン対象から除外するほか、世界中で1,800万人のユーザーが集まるコミュニティの情報を元に信頼できるプロセスとそうでないプロセスを区別、さらにウイルスやスパイウェアに共通して見られる“怪しい振る舞い”を検知する“SONAR(Symantec Online Network for Advanced Response)”という独自技術などを利用して、スキャンするファイルと除外するファイルを区別する仕組み。 こうした技術を組み合わせることで、ただのホワイトリストとは異なり、高い信頼性が期待できる。またこの仕組みは、スキャンをするごとにスキャン対象のファイルが減るため、回を重ねるごとにスキャンの所要時間が短縮されていく。さらに「NIS2009」では、メモリの使用量も大幅に軽減され、パソコン使用時の全体のパフォーマンスが低下しないように改善されている。
また、多くのオンラインゲームユーザーが、ゲーム実行時にセキュリティ対策ソフトを一時的に停止したり、セキュリティ対策ソフトそのものを導入しないという現状を改善するため、「NIS2009」では、あるアプリケーションがフルスクリーンに切り替わると同時に自動で“サイレントモード”へ移行する機能が搭載された。 サイレントモードへ移行すると、その間は重要度の低い警告を表示せず、フルスクリーンを解除した際に確認できる。サイレントモードは、ゲームに限らずプレゼンテーションや映画などのDVDを閲覧している際にも有効。 そのほか、パターンファイルの更新やシステムスキャンを、パソコンがアイドル状態になった際に実行させる“スマートスケジューラ”や、ホームネットワーク上の別パソコンをリモート越しに監視できる機能が新たに搭載された。また、従来より備える、インターネット利用時の個人情報保護機能“ノートンIDセーフ”は、本バージョンより「Firefox」にも対応した。
【著作権者】(株)シマンテック
□ウイルス対策、セキュリティおよびアベイラビリティソリューション: シマンテック (久保 望)
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