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メモリデフラグ機能を搭載したコンパクトなメモリ管理ソフト「BeMem」未使用のメモリ領域を開放したりメモリの配置を最適化して空き領域を増加
Windowsでは、アプリケーションがメモリを確保したり開放しているうちに、実際には使われていないにも関わらず、ほかのアプリケーションからは利用できない領域が断続的にできることがある。このような現象をメモリのフラグメンテーションと呼び、フラグメンテーションによってメモリが浪費されると、スワップの頻発、ひいてはPC全体のパフォーマンス低下の原因にもなり得る。 そこで「BeMem」を利用すれば、このようなメモリのフラグメンテーション状態を解消、すなわちデフラグすることができる。作者によると、フラグメンテーションの発生しやすいアプリケーションを終了した直後などにメモリのデフラグを行うと、空きメモリが増えてとくに有効であるとのこと。 メモリのデフラグは、画面上の[掃除]ボタンを押して手動で行うことができるほか、物理メモリの使用率が指定した割合以下になると自動でデフラグすることも可能。また、“大袈裟表示”モードを備えており、デスクトップ上にメモリデフラグの進捗情報を巨大なインジケーターで表示できる。メモリのデフラグが行われているさまを実感できるのがおもしろい。 画面上では物理メモリ・仮想メモリ・ページングされたメモリの空き容量や使用量などのさまざまな情報をリアルタイムで確認できるが、ウィンドウはコンパクトで、デスクトップへ常に表示させてもほかの作業の邪魔にならない。さらに、タスクバーのボタンを非表示にしたり、ウィンドウの壁紙や文字色を自由にカスタマイズ可能。 なお作者のWebサイトでは、主に表示関係の機能を削って常駐時の使用メモリを極力少なくした姉妹ソフト「BeMemLT」も用意されている。メモリの使用状況のモニタリング機能とメモリデフラグ機能だけを利用したいユーザーにはこちらがお勧めだ。
【著作権者】あろTAKE! 氏
□Psy-Force-Project (柳 英俊)
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