|
|
Lunascape、“WebKit”搭載の新バージョン「Lunascape5」α版を公開“Gecko 1.9”に完全対応したほか、3つのエンジンを切り替えて利用可能に
「Lunascape5」での主な変更点は、搭載する“Gecko”エンジンを「Firefox」v3と同じ最新バージョンのv1.9に更新したこと。さらに「Firefox」v3.1で搭載予定のJavaScriptエンジン“TraceMonkey”を搭載し、同社によるとJavaScriptの実行速度は「Firefox」v3.0.1や「Google Chrome」を上回るという。 また大きな変更として、「Safari」や「Google Chrome」で最近注目されているレンダリングエンジン“WebKit”を搭載した。従来より搭載する“Trident(IE)”エンジンと“Gecko”エンジンに加え、“WebKit”エンジンを自由に切り替えて利用できる。 TridentエンジンやGeckoエンジンと同様に、標準のエンジンをWebKitに設定できるほか、表示中のタブを任意のタイミングでこれら3つのエンジンから切り替えることが可能。 特定のレンダリングエンジンを使用していると、Webページによってはレイアウトが崩れてしまったり、正常に閲覧できないことがある。そこで同社は世界初の試みとして、閲覧不能なWebサイトをなくすため、3つのエンジンでカバーする“トリプルエンジンブラウザー”を公開したという。 ただし、現在はαバージョンということもあり、WebKitエンジンへ切り替えた際の描画や動作は完全なものではない。WebページによってはFlashが正しく表示されなかったり、レイアウトが崩れてしまうなどの問題があるほか、TridentやGeckoのような個別の設定も備えていない。現段階ではまだ実験中といった印象だ。
【著作権者】Lunascape(株)
□タブブラウザ RSSリーダー付ブラウザ Lunascape(フリーソフト) (久保 望)
|
|
|
|||||||||||||||||||||
トップページへ |