プラグインに対応したシンプルUIのテキストエディター「mEditor」v0.3.0.1206

アウトライン機能がプラグイン化されたほか、半角・全角変換のプラグインが同梱

「mEditor」v0.3.0.1206

　シンプルなUIで軽快に動作するテキストエディター「mEditor」の最新版v0.3.0.1206が、22日に公開された。Windows XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaでの動作も確認した。現在、作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

　「mEditor」は、馴染みやすいシンプルなユーザーインターフェイスながら、拡張子別の色分け、正規表現対応の検索・置換・ GREP、Unicode対応、キーボードマクロ、カラー印刷、キーカスタマイズといった基本的な機能を一通り備えるテキストエディター。また、「EmEditor」との互換が図られたマクロ機能も魅力の一つ。

　最新版となるv0.3.0.1206での主な変更点は、プラグインに対応したこと。これにより、「mEditor」に足りない機能をプラグインで補ったり、高度な編集作業をプラグインで実行させるといったことが期待できる。ただし、現在のところプラグインインターフェイスは公開されていないため、有志が対応プラグインを作成することはできないが、作者によると今後ソースコードを公開する予定とのこと。

　本バージョンでは、まず従来より標準搭載されていたアウトライン機能がプラグインとして切り離されている。また選択文字を半角・全角へ相互に変換できるプラグインが新たに同梱された。

　そのほか、ファイル履歴から開く際にキャレット位置やブックマーク情報も復元できるようになったこと。また検索・置換ダイアログでキーワード履歴を削除できる機能も追加されている。

【著作権者】Kuro　氏
【対応OS】Windows XP（編集部にてWindows Vistaでの動作も確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】0.3.0.1206（08/09/22）