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Touch Diamondの“TouchFLO 3D”をカスタマイズできる「Diamond TF3D Config」各種機能の表示ON/OFFや並び替え、操作レスポンスの改善が可能
今月10日にイー・モバイルから発売されたスマートフォン“Touch Diamond”は、指による画面タップ操作を快適にするための専用インターフェイス“TouchFLO 3D”を搭載しているのが特長。この“TouchFLO 3D”の画面下部には、ホーム画面やランチャー、音楽プレイヤーなどの各種機能アイコンが並んでおり、アイコンに触れた指を左右にスライドさせるだけで、次々と機能を切り替えることが可能だ。 しかし、機能の並び順が固定で変更できない点や、リッチな視覚効果や指タップ向けのチューニングなどが原因で反応がやや鈍い点など、不満を感じる部分も少なくない。そこでこの「Diamond TF3D Config」を利用すれば、機能の並び替えや反応速度のチューニングなど、さまざまなカスタマイズが可能となる。 「Diamond TF3D Config」には、“Tabs”“Appearance”“Tweaks”“Program Launcher”という大きく分けて4つの機能がタブとして用意されている。最初の“Tabs”タブは、“TouchFLO 3D”の各種機能の並び順や表示の有無を設定する画面だ。各項目のチェックを外すことで非表示にできるほか、[UP][DOWN]ボタンで並び順の入れ替えができる。 “Appearance”タブは、さらに4つの子タブに細分化されており、日付の表示形式の変更、表示言語の変更といった機能が用意されている。なお、画面テーマの変更機能もあるが、編集部にて試用したところ正常に動作しなかった。また、“Home”子タブはイー・モバイル版には関係のない機能らしく操作しても変化はみられなかった。 “Tweaks”タブは細かなチューンアップ機能を集めたタブだ。SMS受信時に画面を自動点灯する設定、机の上などで電話着信時に本体を裏返すことで着信音をミュートする機能を無効にする設定、「Opera」など一部のソフトで利用可能な加速度センサーを利用した画面の自動回転を禁止する設定などのチェックボックスが並ぶ。 チューンアップ機能の中でも注目なのは、“#1”から“#4”まで用意された“TouchFloPerformance”項目だろう。各チェックボックスにチェックを入れることで、“TouchFLO 3D”のレスポンス向上を確認できた。このうち、“#1”と“#2”は全体的なレスポンスを、“#3”は機能切り替え時のスクロール速度を、“#4”はタッチパネル感度をそれぞれ向上させる設定だ。人によっては、反応がシビアになり過ぎかえって使いづらく感じる可能性もあるため、好みに合わせてチェックを入れるとよいだろう。なお、“Tweaks”タブ内の“EnableHSUPA”は、イー・モバイルが利用しているHSDPAとは異なる通信規格に関する設定と思われる。 最後の“Program Launcher”タブは、“TouchFLO 3D”のランチャー画面をカスタマイズするためのタブだ。“TouchFLO 3D”標準のカスタマイズ機能と異なり、スタートメニューに登録されていないプログラムでも登録できる点が特長。なお、本タブには“Lock”という子タブも用意されているが、これもイー・モバイル版では関係のない機能だ。
【著作権者】Sascha Lange 氏
□xda-developers - Xda-developers (霧島 煌一)
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