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複数ファイルのD&D時に余分なファイルを除外「なんでもファイルフィルター」圧縮時やDVD書き込み時に特定ファイルを自動で除外してくれる
とあるフォルダ内にあるファイルを、まとめて圧縮したりCD/DVDへ書き込む場合、必ずしもすべてのファイルが必要とは限らない。たとえば、プログラムのソースコードを圧縮してバックアップする際、開発環境が作成する一時ファイルなどは不要なため除外してもよいが、ファイルが大量に存在する場合は一つ一つ取捨選択するのが面倒だ。 そこで「なんでもファイルフィルター」を利用すれば、あらかじめ指定しておいたフィルタリングの条件に従って、不要なファイルを自動で除外することが可能。本ソフトはタスクトレイに常駐し、Windows上で動作する各アプリケーションがファイルを列挙する処理を監視する。このとき、フィルタリングの条件に一致したファイルを本ソフトが自動的に除外してくれる仕組み。 具体的には、ユーザーがエクスプローラなどから複数のファイルを選択し、圧縮ソフトやCD/DVDライティングソフトのウィンドウ上へドラッグ&ドロップした際に、常駐している本ソフトがこのファイル操作を検知する。そこで条件に一致する余分なファイルを除外した状態で、各アプリケーションにファイルが渡される。したがってユーザーは一つ一つのファイルの必要・不要といったことを何も考えず、対象のソフトへドラッグ&ドロップすればよいわけだ。 フィルタリングの条件は拡張子で指定するほか、ファイルの作成日・更新日・サイズでの指定、ファイル名やパスに特定文字が含まれる場合など、さまざまな方法で指定できる。また条件に一致したファイルを対象から除外するか、その逆に条件に一致したファイルだけを対象に追加するかを選択可能。 フィルタリングの条件は、操作元となるフォルダごとに設定する仕組み。たとえば、フォルダA内のファイルを操作する場合は指定拡張子のファイルを除外する、フォルダB内のファイルを操作する場合は指定期間内に更新されたファイルのみを追加するといった具合に設定可能。さらに、サブフォルダ内のファイルを処理対象に含めるかどうかも個別に設定できる。 なお、ファイルのドロップ先がエクスプローラの場合、すなわちエクスプローラ同士でファイルをコピー・移動する際には利用できない。またドラッグ元がファイルではなくフォルダの場合も本ソフトのフィルタリングが機能しないので注意。
【著作権者】TNKソフトウェア
□なんでもファイルフィルター(WindowsNT/2000/XP/Vista / ユーティリティ) (久保 望)
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