REVIEW （08/10/20）

「キャッチフィーリング」v1.16

サーバーを立ち上げた場合はゲームのルールを設定できる

　「キャッチフィーリング」は、お題に沿ってうろ覚えで描かれた絵を見て、何を描いたのか当てるネット対戦型ゲーム。Windows 2000以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、動作にはVB 6.0ランタイムが必要な場合もあるとのこと。

　ゲームは、3～8人でテキストチャットをしながら行い、1人のプレイヤーがお題に沿って描いた絵を見て、ほかのプレイヤーが何が描かれているかをテキストチャット上で答える仕組み。正解が出ると答えたプレイヤーと絵を描いたプレイヤーに得点が入り、得点は早く正解したほうが高くなる。絵を描くプレイヤーは順番に交代し、2～5回全員が絵を描いた時点で勝者が決定する。

　絵を描く際は、黒・白・赤・青・緑など9色が用意されており、線の太さも4段階に変更可能。また、描かれた絵をPNG形式で保存することも可能で、正解が出た時点で絵を自動保存する機能も備える。

　ゲームをプレイするには、ロビー機能を使って既存のゲームへ参加するか、サーバーを立ち上げている人のIPアドレスを直接入力して接続する必要がある。また、同梱の“cfserver.exe”を使ってサーバーを立ち上げることが可能で、サーバーを立ち上げた場合は、1ゲームのラウンド数を決めたり、お題の辞書を選択するなどゲームのルールを設定できる。

　お題は標準で2,000語以上の単語が登録されているほか、追加辞書が2種類同梱されている。さらに、辞書を自作することも可能で、作者のWebサイトではユーザーが作成した辞書が大量に公開されている。

【著作権者】bironist　氏
【対応OS】Windows 2000以降（編集部にてWindows XP/Vistaで動作確認）
【ソフト種別】フリーソフト
【バージョン】1.16（08/10/06）

□キャッチフィーリング
http://bironist.so.land.to/
□窓の杜 - XTRM Runtime
http://www.forest.impress.co.jp/lib/arc/runtime/runtimeapp/xtrmruntime.html

（長谷川 正太郎）