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ペガシス、「TMPGEnc 4.0 XPress」の“CUDA”テクノロジー対応版を正式公開同社計測で最大約446%の高速化、アップデーターと体験版が公開
“CUDA”とはNVIDIAが提供する、GPUを利用した汎用的なプログラムをC言語で開発するための技術。NVIDIA製の“GeForce 8”以降のビデオカードが対応しており、GPUのマルチコア並列処理を利用して、複雑な計算処理を行わせることができる。ペガシスは9月に行われたプレス向け説明会などで、「TMPGEnc 4.0 XPress」のCUDA対応についてデモを行っていた。本件の詳細については、下記リンクにある僚誌PC Watchの記事を参照してほしい。 今回、アップデーターや体験版が正式公開されたことで、このCUDA対応版「TMPGEnc 4.0 XPress」を、誰でも試せるようになった。同社の計測によると、CPUにCore 2 Quad Q9450を、ビデオカードにGeForce GTX260を搭載した環境において、CPUのみを利用した場合に比べて最大で約446%の高速化が実現したという。ただし、効果は使用するCPUとGPUに依存し、速度が向上しないこともあるという。 標準ではCUDA対応は無効化されており、設定画面から有効化する仕組み。その際、CPU・CUDA間のパフォーマンスのベンチマークが行われ、最高のパフォーマンスを発揮できるようフィルターごとに最適化が施されるという。また、エンコード中はCPUとCUDAの使用比率をリアルタイムに確認することが可能。 アップデーターおよび体験版は現在同社のWebサイトからダウンロードでき、体験版は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。体験版の試用期間は14日間で、v4.4.1.236以前のバージョンの体験版を利用したことがある場合も、新たに14日間試用できる。
【著作権者】(株)ペガシス
□株式会社ぺガシス:TMPGEnc 4.0 XPress (中村 友次郎)
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