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軽快に使えるフリーのペンタブレット用お絵描きソフト「vnp LE」ブラシをカスタマイズしてさまざまな線を引ける
本ソフトのペンツールは、ペンタブレットの筆圧感知に対応しており、ペンやエアブラシのような自然な線を引くことができる。このペンは、サイズや色だけでなく“間隔”“テクスチャ”“ジッター”といった特殊な設定を備えているのが特長。 “間隔”の数値を大きくすれば、描画間隔が大きくなり、点線を引くことができる。“テクスチャ”の値を大きくすれば、ペンで塗った場所へテクスチャーによる模様を描画することが可能。また、“ジッター”の値を大きくすれば、描画点がペン周囲に散らばる。この“ジッター”の効果を利用して、散布ブラシや、にじみ風のペンを作ることが可能だ。ペンの細かな設定は、キャンバスの左上にある赤い縦長の四角形をクリックすることで表示される。 画面は、中央にキャンバス、左側に各種ツールやレイヤー、右側に描画色の選択欄とパレットという構成で、レイヤーはメニューの[レイヤー]から新規作成が可能。パレットは、256色まで設定可能な描画色一覧がタブ切り替えで5枚用意されている。 本ソフトは、お絵描きの際に便利な機能も備えている。“定規”機能を利用すると、[Shift]キー+ドラッグで定規を表示し、直線や円、楕円に沿った線を引くことが可能。また、[ビュー]メニューからはキャンバスの左右・上下反転が可能で、複数のビューを作成して表示を切り替えることもできる。さらに“回転”ツールを使えば、線を引きやすいようにキャンバスを回転することも可能。これらの機能を使えば、紙に描くような感覚で絵を描いていくことができる。 保存や読み込みの形式は、JPEGとPNGに対応している。保存の際は、レイヤーがすべて結合された画像ファイルとして保存されるため、作業状態を残せないので注意が必要。動作が軽快なため、ペンタブレットを持っている人が気軽な落書きをするといった用途で利用するのがよいだろう。また本ソフトは、幅1,000ピクセル以上の画像を新規作成できないという制限がある。なお、シェアウェアの上位版も用意されており、こちらはレイヤー構造を保持したPSD形式でファイルを保存可能で、新規作成時の画像サイズにも制限がない。
【著作権者】NekoPaint Project
□vnp LE
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