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REVIEW (08/11/13)

Windows Mobile搭載スマートフォンで電話着信を偽装できる「Fake Call」

指定した連絡先から偽の着信動作を行い、退屈な会議からの脱出を支援

「Fake Call」v1.0
「Fake Call」v1.0
発信元が設定済みの場合、タイマー条件を設定して確認ダイアログを閉じるだけで即利用できる。スケジュール確認やメモを取るフリをしながらすばやく設定可能だ
発信元が設定済みの場合、タイマー条件を設定して確認ダイアログを閉じるだけで即利用できる。スケジュール確認やメモを取るフリをしながらすばやく設定可能だ
 「Fake Call」は、Windows Mobile搭載スマートフォンでタイマー動作による偽の電話着信を演出するソフト。Windows Mobile 5.0/6/6.1に対応する4.95米ドルのシェアウェアで、編集部にてイー・モバイルのTouch DiamondおよびソフトバンクのX02HTで動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、インストール後14日間の試用が可能。なお、本ソフトはWindows Mobile Classicには対応していない模様で、W-ZERO3シリーズでは着信音が鳴らなかった。

 退屈な会議や宴会の席など、何らかの口実を作って抜け出したい場面は多いもの。そんなときに威力を発揮するのが「Fake Call」だ。端末上で本ソフトを利用することにより、タイマー制御で任意の相手からの電話着信を偽装できる。

 使い方は簡単で、本ソフトを起動し“1 Minute”“5 Minutes”“More Presets”“Specific Time”の4つの項目から動作条件を選択するだけ。タイマーを5分以上に設定したい場合は“More Presets”を、指定日時に動作させたい場合は“Specific Time”を選んで詳細を設定しよう。また初回利用時には、端末に登録された連絡先データの中から偽電話の発信元を選択する必要がある。

 指定時刻が来ると本ソフトによる偽の着信画面が表示され、着信音が鳴り響く。通常の音声着信と同様、通話ボタンを押すことで着信音が止まる仕組み。あとはユーザーの演技力次第だ。

 偽の着信画面には着信相手の名前と電話番号が表示されるほか、連絡先に写真が設定してあればこれも表示される。着信音はOS側の設定に従うため、バイブレーション動作やマナーモードにも対応する。

 なお、本ソフトは英語版のため、着信画面のメニューバー表示などが英語になってしまうという弱点がある。周囲にWindows Mobileに詳しい人物がいる場合は注意が必要だ。


【著作権者】Trinket Software
【対応OS】Windows Mobile 5.0/6/6.1
【ソフト種別】シェアウェア(4.95米ドル)
【バージョン】1.0

□Products - Trinket Software
http://www.trinketsoftware.com/Products.aspx

(霧島 煌一)




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